山本真麻のレビュー一覧

  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー
    ”イノベーションとジェンダー”という副題からも伺えるように、本来「男性的なもの」として捉えられがちな技術革新、発明、テクノロジー…、といったもろもろな事柄をジェンダー論(昨今一般的に理解されているその意味合いは、そのバイアスを正す?的な?)というテーマに従ってひとつひとつ丁寧に解説してくれている書籍...続きを読む
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー
    ジェンダー観をベースに、時代ごとの女性(や弱い立場となった人々)の役割・職業の事実と、そこから考えられる現代や未来の良い役割や待遇の考察を、10個のテーマから語られています。
    女性への社会的な捉え方についてはかなり厳しく書いていて、『それは言い過ぎでは』という表現もあります。
    ただこの本はジェンダー...続きを読む
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー
    業界知識と言いますか、スーツケースが1972年に発明されたという事実は知っていたけれど、なぜ1972年まで生まれなかったのか、ということに思考を巡らせたことはなかった。電気自動車ももっと早く普及して良かったものだったのかと、身近な領域の発明の大元について、関心を持ってこなかったことに反省させられた一...続きを読む
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー
    《「ありがちなジェンダー論」より独自的でユーモア》
    イノベーションをジェンダー論の観点から批評した一冊。過去のイノベーションがいかに偏りがあったのか痛感できる。例が多いが、各エピソードともはっとされる部分が多く、読む価値が高く、個人的にオススメ。

    ありがちなジェンダー論...続きを読む
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー
    これはちょっと想像の斜め上を行っている内容だった。非常に面白い!「盲点」とはこういうことかと思う。
    自分が男性であるからこそ、余計に見落としていることがあったということか。
    これは十分に反省しなければならない。
    男女の区別(歴史的には「差別」と言った方が正しいかもしれない)が、これだけイノベーション...続きを読む
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義
    十分な休息は睡眠と同じくらい必要なもの。
    休息を2年間研究した。135か国18000人のアンケートをとった。
    友人や家族と過ごす、は12位。人は休むときは距離を置きたいのではないか。
    インターネット、SNSを楽しむ、も圏外。急速にはなっていないことを自覚している。

    10位 マインドフルネス。
    心の...続きを読む
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー
    なぜ、私たちは、車輪をつけたスーツケース、つまりキャスターバッグを5000年間発明できなかったのか。それは、旅行や冒険するのは男性であり、女性は長距離の移動をすることはないと思われていたこと。重たい荷物を持つことは男らしさの象徴であったこと(この鍛え上げられた腕に、こんな小さな荷物が持てないとでも?...続きを読む
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー
    少し読み進めてみて感じたウィットに富んだ文体と話題の興趣に、著者略歴を辿ってみれば「アダムスミスのーー」と同作者ということでなるほどとなる。

    副題の「イノベーションとジェンダー」の観点から見つめる歴史上の諸発明という筋書きは、終章に近づく頃には朧気になっている感もあるが
    小気味よい衒学趣味を満たす...続きを読む
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義
    休息といえばコレというランキングを10位から順にその効果について一つひとつ分析し解説・検証してくれます。そのランキングは、世界各国18000人からのアンケート結果から得たものです。

    最終章に書かれているのですが、いまやアメリカだけでもセルフケア業界の市場規模は4.2兆ドルにものぼるそうです。高級オ...続きを読む
  • クソみたいな仕事から抜け出す49の秘訣
    歯に衣着せぬ、はっきりした物言いが小気味良い。

    外資系企業で働く予定なので、良い心構えになった(かもしれない)。上司との付き合い方、交渉の仕方など参考にしたい。
  • シンギュラリティ大学が教える シリコンバレー式イノベーション・ワークブック
    組織の変革を考えるための方法論。
    眺めているだけでも楽しい。
    紹介されていたツールを使いこなして、チームで仕事を進めていきたい。
  • シンギュラリティ大学が教える シリコンバレー式イノベーション・ワークブック
    MTPの概念を理解したくて購入。
    ストレッチさせることで、ポテンシャルを引き出す時に使うことが好適と考えるが、一歩間違うと空虚なスローガンになってしまうので要注意。
    独自のフレームは参考になる。
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義
    休息のための各アクションが、深く取り上げられている。ある意味、真面目に読むと休息にならないのが、悩みどころである。
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)ナビゲーター コア事業の「強化」と「破壊」を両立する実践ガイド
    ●一分野マスター読書「DX」17冊目。ディスラプションの対応戦略における「創造(拠点)」と「破壊」を同時に進める両利きの経営をいかに行うかが、この本の主題であり、そのためのフレームワークを解説している。
  • Slackが見つけた 未来の働き方 いつ、どこで働いても全員が成果を出せる組織づくりのすべて
    副題に「組織作り」とあるように、基本的にはマネジメント層向けの話が多めだと感じました。

    内容は、太字等でメリハリは付いているものの、少しボリューミーに感じます。
    後半に「未来の働き方ツールキット」と題された、前半部分の内容のワーク的な部分がまとまっているものが用意されているので、これも見ながらイメ...続きを読む
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義
    ランキングで10個の休息方法が書いてある。
    週末の過ごし方の参考になった。
    ちなみに読書が一位だった。
  • 世界標準のデータ戦略完全ガイド データセンスを磨く事例から、データの種類と仕組み、戦略策定のステップまで
    最初の方はデータ活用の事例が書かれていて参考になった。後半は戦略策定的な内容で経営戦略を理解している人には既知の内容だと思う。
  • 世界標準のデータ戦略完全ガイド データセンスを磨く事例から、データの種類と仕組み、戦略策定のステップまで
    こちらの本のほうが考えるヒントはあった
    目的別に解説してくれているからだろう
    共通しているのは戦略的にデータ活用を進めること
    とりあえずデータを集めることにはメリットがない
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義
    休息の重要さを述べた本。
    睡眠とは異なる休息、罪悪感を感じてしまう休息を取る行為に対して、如何に休息が重要かをひたすら述べている。135カ国1万8千人のアンケートのTOP10の休息方法を上げておりなかなか面白い。
    忙しくする事が良いとの現風習を見直して、適度な休息が取れるよう積極的に計画を見直してい...続きを読む
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義
    翻訳された長い文章で話が横道に逸れながらダラダラと情報が書き連ねてあるので読むのが大変だった。休息どころか苦労した。

    ただ、最後にマインドレスリーディングなるものの紹介で、なるほど。確かに読書って別にちゃんと読もうとしすぎないでダラダラ読んでもいいんだよなと再発見した。

    そのあとにある、「TOD...続きを読む