山本真麻のレビュー一覧

  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー

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    イノベーションがジェンダーと言う頑迷な通説のせいて阻害された話し
    読んでて鳥肌が立つほど面白かった
    車輪の発明から5,000年たってスーツケースに車輪がついた話し
    男はマッチョでなければならない、転がせるスーツケースなんて男の風上にもおけん
    世界初の長距離ドライブしたのは女性
    ベルタベンツ
    EV車は女性向けの車
    男ならセル無しでエンジン始動させろ
    世界初の道具は石ではなく枝とか腐敗しやすい物かも、いま残ってないから証拠がないだけ
    コンピュータの仕事単位はガールイヤー
    4ガールイヤーに相当する作業
    車椅子の発明は障害者の女性
    それで誰も相手しなかったから特許取れない
    ポランニーのパラドックス

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    2025年03月30日
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー

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    ”イノベーションとジェンダー”という副題からも伺えるように、本来「男性的なもの」として捉えられがちな技術革新、発明、テクノロジー…、といったもろもろな事柄をジェンダー論(昨今一般的に理解されているその意味合いは、そのバイアスを正す?的な?)というテーマに従ってひとつひとつ丁寧に解説してくれている書籍である。

    その個別の事象の取り上げ方、掘り下げ方、が、若干の(あるいは過大な?)誇張もあるだろうが、事実(ノンフィクション)を、実におもしろおかしく、興味を引くような脚色で記述されており(もちろん裏付けとなる脚注はこれでもかという位につけられている笑)飽きずに読み進めることが出来た。

    ただ、著者

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    2024年04月06日
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー

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    ジェンダー観をベースに、時代ごとの女性(や弱い立場となった人々)の役割・職業の事実と、そこから考えられる現代や未来の良い役割や待遇の考察を、10個のテーマから語られています。
    女性への社会的な捉え方についてはかなり厳しく書いていて、『それは言い過ぎでは』という表現もあります。
    ただこの本はジェンダーに限らず、現代の社会的な役割と、それを取り巻く先入観的なしがらみについて語られてる本であり、色々と考えることのできる本だったと思います。9章のAIと仕事の内容など、ジェンダー観からイノベーションと人間の仕事の変容についての考察は、この本ならではの示唆(ケア業界など、AI後の世界で重要視される仕事自体

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    2024年01月21日
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー

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    業界知識と言いますか、スーツケースが1972年に発明されたという事実は知っていたけれど、なぜ1972年まで生まれなかったのか、ということに思考を巡らせたことはなかった。電気自動車ももっと早く普及して良かったものだったのかと、身近な領域の発明の大元について、関心を持ってこなかったことに反省させられた一冊。イノベーションを生み出す要因みたいなものが、より分かってきた気がする。

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    2024年01月15日
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー

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    《「ありがちなジェンダー論」より独自的でユーモア》
    イノベーションをジェンダー論の観点から批評した一冊。過去のイノベーションがいかに偏りがあったのか痛感できる。例が多いが、各エピソードともはっとされる部分が多く、読む価値が高く、個人的にオススメ。

    ありがちなジェンダー論に独自の視点を追加しており、ボリューミー。ジェンダー論初心者も読みやすい一冊。(というより、初心者は教科書よりこれを読んで自身が抱えるステレオタイプに気づいたほうが楽しめるだろう。)

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    2023年11月13日
  • 世界標準のデータ戦略完全ガイド データセンスを磨く事例から、データの種類と仕組み、戦略策定のステップまで

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    企業のデータ活用について6つの目的で整理されており理解しやすい。一方で内容については本質的でない部分でボリュームが多い気がして、もっとコンパクトにまとめられそうな印象はあった。

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    2025年06月29日
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー

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    これはちょっと想像の斜め上を行っている内容だった。非常に面白い!「盲点」とはこういうことかと思う。
    自分が男性であるからこそ、余計に見落としていることがあったということか。
    これは十分に反省しなければならない。
    男女の区別(歴史的には「差別」と言った方が正しいかもしれない)が、これだけイノベーションを阻害してきたということだ。
    だったら停滞している日本が打つ手としては、簡単なはずだ。
    男女比がアンバランスな組織においては、女性をもっと参画させて、「5対5」まではいかずとも、少しでも比率を補正することで、イノベーションが起こりやすくなるはずだ。
    私自身が今は会社の中で人事部門に身を置いているのだ

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    2024年03月23日
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義

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    ネタバレ

    十分な休息は睡眠と同じくらい必要なもの。
    休息を2年間研究した。135か国18000人のアンケートをとった。
    友人や家族と過ごす、は12位。人は休むときは距離を置きたいのではないか。
    インターネット、SNSを楽しむ、も圏外。急速にはなっていないことを自覚している。

    10位 マインドフルネス。
    心の持ちようを変えれば環境を変えられる。マインドフルネスは日常に取り入れられる。
    イライラしがちな待ち時間をマインドフルネスに変える。時間を無駄にしている、誰かのせいで私の時間がとられる、と感じたときは立ち止まって休むありがたい機会を得られた、と考える。

    9位 テレビを見る
    テレビは休息の理想的な形。

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    2024年01月16日
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー

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    なぜ、私たちは、車輪をつけたスーツケース、つまりキャスターバッグを5000年間発明できなかったのか。それは、旅行や冒険するのは男性であり、女性は長距離の移動をすることはないと思われていたこと。重たい荷物を持つことは男らしさの象徴であったこと(この鍛え上げられた腕に、こんな小さな荷物が持てないとでも?)。イノベーションの阻害要因の重要な一つとして、ジェンダーバイアスの存在を指摘する一冊。経済成長や技術革新、事業化だけでなく生活とのものまで、ジェンダーの観点で見直してみると、新しい切り口が見い出せる。また、自動化、AI化で奪われる仕事というのも、これまで主に男性が担っていた内容だったりする。これは

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    2023年12月02日
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー

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    少し読み進めてみて感じたウィットに富んだ文体と話題の興趣に、著者略歴を辿ってみれば「アダムスミスのーー」と同作者ということでなるほどとなる。

    副題の「イノベーションとジェンダー」の観点から見つめる歴史上の諸発明という筋書きは、終章に近づく頃には朧気になっている感もあるが
    小気味よい衒学趣味を満たす内容でありながら、発想の転換を促し、無意識裡の価値観に疑義を投げかけるジェンダー論の端緒としては手に取りやすい。

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    2023年10月08日
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義

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    ネタバレ

    副題は、<息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義>。

    休息といえばコレというランキングを10位から順にその効果について一つひとつ分析し解説・検証してくれます。そのランキングは、世界各国18000人からのアンケート結果から得たものです。

    最終章に書かれているのですが、いまやアメリカだけでもセルフケア業界の市場規模は4.2兆ドルにものぼるそうです。高級オイルや香り付きキャンドル、高級ブランケット、高価なチョコレートなどなどが例としてあげられています。過激な商業主義との見方もされはするものの、著者はそれでもセルフケアには大きなメリットがあると述べています。それは若い世代が上の世代よりも休息

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    2022年07月20日
  • クソみたいな仕事から抜け出す49の秘訣

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    歯に衣着せぬ、はっきりした物言いが小気味良い。

    外資系企業で働く予定なので、良い心構えになった(かもしれない)。上司との付き合い方、交渉の仕方など参考にしたい。

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    2021年07月03日
  • シンギュラリティ大学が教える シリコンバレー式イノベーション・ワークブック

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    組織の変革を考えるための方法論。
    眺めているだけでも楽しい。
    紹介されていたツールを使いこなして、チームで仕事を進めていきたい。

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    2021年03月25日
  • シンギュラリティ大学が教える シリコンバレー式イノベーション・ワークブック

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    MTPの概念を理解したくて購入。
    ストレッチさせることで、ポテンシャルを引き出す時に使うことが好適と考えるが、一歩間違うと空虚なスローガンになってしまうので要注意。
    独自のフレームは参考になる。

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    2021年01月12日
  • これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話 イノベーションとジェンダー

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    イノベーションの妨げがジェンダーだと考えたこともなかったです。同じことの繰り返し感はありましたが、大変参考になる一冊だと思いました。

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    2025年07月01日
  • Slackが見つけた 未来の働き方 いつ、どこで働いても全員が成果を出せる組織づくりのすべて

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    コロナ禍からすでに4年以上が経過し、本書に記載されていることは、当社では概ね達成できている気がする。
    当然世界的IT企業には及びもしないし、できていないことも多数あるが、企業文化の違いという側面もあるため、何が最適なのかは企業ごとに決めていかざるを得ないだろう。
    そういう意味では、現時点では合格ラインな気がしている。
    ただし、これからも天災厄災に関わらず、働き方という面では益々変化をしていくだろう。
    そもそも、ビジネスモデル自体が大きく変化していくのだ。
    そういう環境変化の中で、自社がどういう位置を取っていくか。
    さらに言うと、その先の目指す道はどこなのか。
    そういうことを、経営者だけではなく

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    2024年07月06日
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義

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    休息のための各アクションが、深く取り上げられている。ある意味、真面目に読むと休息にならないのが、悩みどころである。

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    2024年01月23日
  • DX(デジタルトランスフォーメーション)ナビゲーター コア事業の「強化」と「破壊」を両立する実践ガイド

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    ●一分野マスター読書「DX」17冊目。ディスラプションの対応戦略における「創造(拠点)」と「破壊」を同時に進める両利きの経営をいかに行うかが、この本の主題であり、そのためのフレームワークを解説している。

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    2023年05月11日
  • Slackが見つけた 未来の働き方 いつ、どこで働いても全員が成果を出せる組織づくりのすべて

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    副題に「組織作り」とあるように、基本的にはマネジメント層向けの話が多めだと感じました。

    内容は、太字等でメリハリは付いているものの、少しボリューミーに感じます。
    後半に「未来の働き方ツールキット」と題された、前半部分の内容のワーク的な部分がまとまっているものが用意されているので、これも見ながらイメージできると読み進めやすいかな、と思いました。

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    2023年03月05日
  • 休息の科学 息苦しい世界で健やかに生きるための10の講義

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    ランキングで10個の休息方法が書いてある。
    週末の過ごし方の参考になった。
    ちなみに読書が一位だった。

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    2023年02月05日