紙木織々のレビュー一覧
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面白いのに終わっちゃって残念
1巻のボリュームと内容の深さに引き込まれて2巻を楽しみに待ち続けてたけど、その分2巻完結というのが残念でしょうがない……。
2巻の内容も十分に面白かったけど、どうにも早足なのが否めなかったので、読んでて少し寂しい気持ちになった。できれば5巻くらいまで続いて欲しかったなぁ。
それでも「こういう物語があったんだよ」というのは忘れたくないし、忘れて欲しくないので、こうして人生初レビューに残しておきます。
お金払って読んだことに後悔はない。面白くて大好きな作品でした。
そういえばアリスレインの妹はどうなったんだろう……? どこか読み逃してるだけかな? -
購入済み
最高
最高の世界観でした。
グリムガルなどが好きな方は合うと思います。
素敵なキャラが多く、その分受けた衝撃は大きかったです。
この物語は続いて欲しいと願ってます。
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Posted by ブクログ
ソシャゲ制作がテーマのお話です。
制作過程での起こりうる問題
例えば、不具合に対する対応や評価との向き合い、デザインの良し悪し、納期など、業界では当たり前なのかもしれませんが、私にとってはやはりこういう苦悩があるのかと新鮮な気持ちで読めました。
なかなかパッとしない主人公だとは思いましたが、登場人物と触れていくことで主人公らしさが出てきて、ラストで直面する壁には、主人公だからこその解決法だったのかなと思い、華やかではないですが、主人公にお疲れ様と私は言いたいです。
私はとても面白いと思いました。イラストを描かれた「れおえん」さんも好きということもあり、業界を知ってみる意味でも読んでみては -
ネタバレ 購入済み
けっこう好きな作品
イラストも良かった。ストーリーもソシャゲに焦点を当てていて今風だなと思った(数年前の作品だけど)。ただ、少しリアリティさが欠けてるため薄く感じる。
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Posted by ブクログ
個人的には3.5くらいの評価だった。
内容はアツく、すぐ保身や過度の謙遜をしてしまう主人公がプロの熱に当てられて、やりたいことを見つけ、そのやりたいことの道の先にいる先輩たちと自分の間に遠い遠い距離を感じて悔しさを覚える話。
IT業界で使われる横文字やら短縮したつもりがなんだか長くなっているアルファベット群やらに親しみを覚えながらも、わかりやすく説明してくれている。
さすが本業という感じ。
物語展開としてはありきたりという人もいるのかもしれないけれど、途中まではとてもアツい展開が続き、起承転結がはっきりしている。
ただ最後の結びの部分がものすごく駆け込みのような形で書かれており物足りなさ -
Posted by ブクログ
文学部出身で、出版社に就職しようと思ったが、結局受かったのは、ソーシャルゲーム会社。さらに配属されたのは、いつプロジェクトが終了してもおかしくない赤字チームだった。入社してわかったことだが、普通なら不採用だったけれども、上司の勘なのか、何かピンときたのか、独自枠として、採用したとのこと。個性あふれるメンバーとともに赤字から脱出できるのか。
ソーシャルゲームということで、個人的にはプレイをしたことはあまりないのですが、知られざるゲームの裏側を垣間見ることができ、面白かったです。
登場人物のキャラクター性が濃く、どっちかというと、ラノベに近い感じがしました。リアルな現場ですが、頭に浮かぶのはアニ -
Posted by ブクログ
著者初読み。そもそもデビュー2作目だから、仕方ない。
知らず知らずのうちに、課金してしまうスマホのアプリゲーム。帯には有名なゲームタイトルが並んでおり、つい課金してしまう人たちの物語かと思って、読み始めたが、内容はソーシャルゲーム会社に入社した新入社員・ハトの目線で描かれた徹底したお仕事小説。
アプリ開発と言うより、無料で楽しめるゲームをいかに課金させるかに奮闘する会社の内情を暴露している。
文学部出身のハトは、出版社に就職するべく、就活を重ねていたが、全敗。唯一、内定をもらえたのはソーシャルゲームを制作する会社。
文学部出身のハトは、ゲームのことなど全く知らず、肩身の狭い思いをしながらも、先