須谷明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
あまりにも美術に対する教養というか常識がなくて、
印象派? What?
と言う感じだったので、まずはマンガで。
すごくよくわかる。
おもしろい。
巻末の参考文献も大量で、この本を書くためにどれだけたくさんの本を読み込んだんだろうと思うと、ひたすらすごい。
小説等の「作家研究」と同様に「画家研究」の分野もおもしろいと思った。いずれ挑戦してみたい。
読んでみたいと思った画家は、ルノアール。
あの明るい作風で知られているが、性格もととても明るく、よい人だったそう。
印象に残った言葉は
P89
俺にとって絵とは
愛すべきもの、
楽しいもの、
きれいなもの…。
そう、きれいなものじゃなければならない -
購入済み
値段に見合ってない
書き下ろしは嬉しいが、漫画に薀蓄にボリューム不足。権利上の問題もあるだろうが実際の絵や写真がTwitter上で発表されてるものより減っているとは思わなかった。それを期待するなら他に良い本があるので、作者の漫画が好きな方にしかオススメできない。カラーページも少ないので1200円は高すぎると思う。