内田義彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『社会認識の歩み』(内田義彦、1971年、岩波新書)
公共政策大学院のゼミで輪読した本です。非常に読みづらく、難解なのですが、読めば読むほど味がでてくるといえましょうか。なぜなら、最初から最後まで伏線が張り巡らされていて、複数回同じ章を読んだり、もう一度通読したりしてはじめて見えてくるものがあると思ったからです。近いうちにもう一度読みたい。
さて、本書は、社会科学という学問が我々から遠ざかってしまっている原因をまず述べ(第1部)、その後に、社会科学の学問の歩みの結節点(言いかえると、ターニングポイント)から、我々は何を学べるのかということを述べています(第2部)。第2部では、マキアヴェッリ -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
日本の社会科学の「高度成長」はめざましいが、一般の人にはますますよそよそしいものになっていくのは何故か。
マキャヴェリ、ホッブス、スミス、ルソーなど、社会科学史上の結節点に位置する先人たちの知的遺産を読み解く試みを通して、一人一人が自らのうちにどのように社会科学的認識の芽を育てていくべきか、読者とともに模索する。
[ 目次 ]
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