心温まる素敵なお話だった。
でも、現実ではとんだ奇跡が起こらないと経験できないことだらけだなあと思った。
独りぼっちで行く宛てもないところに、偶然通り掛かった犬とおじさんに助けられたり、いじめられた人と最終的に親友と呼ばるほどの関係性になっていたり。
有り得ない話だけど、有り得てほしい話で、
一種と
...続きを読むして夢を見させてくれる本だなと思った。
大事にしていた犬が亡くなったことで、自分の逃げてきた問題と向き合えたというのは、この先予想される自分のペットロス問題と重ねてしまうところがあった。
逃げてきた問題に自分の猫を使ってしまうという捉え方もできるから、ペットにとって自分が死んだ後、飼い主にはどう捉えて生きていって欲しいか明確な答えが欲しいと思ってしまう。