藤後幸生のレビュー一覧

  • これからの都市ソフト戦略

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    これからの日本の街に必要なことは、みんなで便利に暮らすためのコンパクトシティの実現です。
    もともと城中心の街だったところに駅ができ、郊外に宅地造成されたことで人々は分散して住むようになり、街は中心地を失っていまいました。
    それをもう一度取り戻し「職・食・遊・学・住・医」のある、歩ける範囲のコンパクトシティを築くことは、将来的な街づくりの必須条件となると考えます。
    (引用)これからの都市ソフト戦略、藤後幸生著、角川書店、2019年、130-131

    今までの私達の住む街の成り立ちを知り、我が国の抱える課題、そして、なぜこのような都市ソフト戦略が必要かという豊富なエビデンスによって、読者は納得させ

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    2019年08月03日
  • これからの都市ソフト戦略

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    歴史から今の都市の形成を追う流れは読みやすかった。
    森ビルでの取り組みの思想は面白かったが、今後の展開が、都市の魅力再興ばかりなのは同意しかねた。
    ハードとコミュニティ形成の専門家なのだろうから仕方ないが、ソフト面への言及・検討が必要なのではないかな。

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    2020年02月02日
  • これからの都市ソフト戦略

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    森ビルでアークヒルズ、六本木ヒルズ、ビーナスフォートなどの都市開発を手掛け、近年は地方都市の再開発に携わる著者が、日本のまちづくりについて論じる。

    「強い街」をつくるため、私有地の所有者や街の人たちが「街づくりの当事者」として力を合わせることで、にぎわいのある、魅力ある街が生まれる。こう言うと理想論に聞こえるかもしれないが、各地で実際に成功事例をつくりあげた実績をもち、米国法人での経験から米国の事例も知る著者の言葉だけに説得力がある。

    まず現状認識として、日本が直面する問題の中心は人口減・少子高齢社会にある。それゆえに街は空洞化し、修復の追いつかない公共インフラに頭を悩ませている。若く元気

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    2020年03月20日
  • これからの都市ソフト戦略

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    現在の日本の街はどのようにしてできたか、どのような課題を抱えているか、そして、「超高齢・人口減・少子化」の時代を迎え、どのような街づくりが求められているのかについて分かりやすく書かれている。
    日本の街について、歴史的に説明しているところや、海外と比較しているところが興味深いと感じた。

    「歩ける範囲でつくるコンパクトシティで街はよみがえる!」という帯から、私は、地方の小都市を再生していく話を念頭に読み始めた。しかし、例に挙げらているのは六本木ヒルズのような大都市の中の街や、ディズニーランドや伊勢神宮のように元々ネームバリューのあるものばかりだったので、その点が少し残念でした。

    著者が問題にし

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    2020年02月29日
  • これからの都市ソフト戦略

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    一般の読み物として,都市計画の歴史などに関して一読の価値がある.ただ言っていることが森ビル顧問が書いてると思うと「どの口が言ってるんだこいつ」となるのではないかと思う.

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    2020年01月21日