河井孝仁のレビュー一覧

  • 市民は行政と協働を創れるか

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    市民と行政が一緒に街をより良いものにするためにどうすればよいか、
    あの有名な流山市、生駒市、那須塩原市の3者の市民の一人と行政の一人がそれぞれの視点で協働に至ったポイントを語る。

    素人っぽさを敢えてそのまま残してあるところが生々しい実体験を表しており、逆に読みやすいし、面白い。
    自分の身の回り三軒両隣の人の課題を解決するところから始めて、我が街をよりよくしようとしている人必見!

    一市民として行政側の視点やあの時の行動の背景がわかり興味深い。


    以下ネタバレですが感想を。
    ・行政としては担当が変わっても継続できるように市民に主体的に回るようになると手を離して見守るように姿勢を変えた方が良い

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    2022年11月27日
  • 「失敗」からひも解くシティプロモーション―なにが「成否」をわけたのか―

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    まちに住む人たちの推奨意欲・参加意欲・感謝意欲に加えて、まちの外からまちに共感する人たちの推奨意欲、これらすべてを加えたものを「地域参画総量」といおう。
    (引用)「失敗」からひも解くシティプロモーション ーなにが「成否」をわけたのか、著者:河井孝仁、発行者:田中英弥、発行所:第一法規株式会社、初版発行:平成29年10月15日、12

    シティプロモーション。このカタカナの言葉は、時として、行政マンを悩ます。シティープロモーションをするため、各自治体は動画を作ればよいのか、またキャッチコピーを考えればいいのか、それとも市のシンボル的なロゴマークを製作すればよいのかなど。各自治体によっても、シティプ

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    2020年10月24日
  • 「関係人口」創出で地域経済をうるおすシティプロモーション2.0―まちづくり参画への「意欲」を高めるためには―

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    関係人口という概念は近年注目されているが、定量化されたKPIとしては管理が難しい。
    本書では、mGAPという手法により、定住人口の意欲と関係人口の意欲を定量化して評価することを提案している。
    地域に外部から人が関わるということを考えるとき、つい外部から来る人にどうモチベーションを持ってもらうかということを考えがちだと思うが、そうではなく、定住している人々が、外部から受け入れる人を暖かく力強く受け入れる、そういう土壌がなくてはいけない。その点をmGAPでは定量化しており、大事な観点だと思った。
    一方で気になったところとしては、mGAPの計算方法で、特に地域外ターゲット人口をどのように設定するかに

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    2025年03月09日
  • 「関係人口」創出で地域経済をうるおすシティプロモーション2.0―まちづくり参画への「意欲」を高めるためには―

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    シティプロモーションとは、 私の定義では「地域を持続的に発展させるために、地域の魅力を創出し、地域内外に効果的に訴求し、それにより、人材・物財・資金・情報などの資源を地域内部で活用可能としてくこと」を指す。
    (引用)「関係人口」創出で地域経済をうるおすシティプロモーション2.0 ーまちづくり参画への「意欲」を高めるためにはー、著者:河井孝仁、発行者:田中英弥、発行所:第一法規株式会社、発行年:2020年、5

    私はシティプロモーションの理解を深めるべく、河井孝仁氏による前著、『「失敗」からひも解くシティプロモーション ーなにが「成否」を分けたのか』(2017年、第一法規)から連続して、河井氏が

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    2020年10月31日