シュピーリのレビュー一覧

  • 新訳版 ハイジ(2)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    名作童話を大人になって読むシリーズ

    1巻の最後で、頑なだったおじいさんは文字が読めるようになったハイジの聖書からの寓話に心を動かされ、人を受け入れられるようになっていきます。
    一方、大事な人を失った悲しみから立ち直れず絶望感で苦しんでいるクラッセン医師がアルプスに行くには体力がおぼつかないクララに変わりハイジの元にやってきます。
    彼がアルムの山で生気を取り戻し、クララの山での療養も現実になりました。
    クララが立って歩けるようになるくだりは説明の必要は無いと思いますが、日に日に健康を取り戻していく様子に読んでいるこちらもエネルギーが湧いてくるようです。

    ペーターの嫉妬心やおばあさんの誤解によ

    0
    2019年08月23日