エイモアトールズのレビュー一覧

  • 賢者たちの街

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    1930年代後半のニューヨーク。
    若いケイトとイヴは、銀行家ティンカーと偶然出会う。仕事と恋と華やかな上流社会との交流。
    抑えられない恋心と自尊心の間で、それぞれが自分に正直に生きていこうとしたのかな。

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    2020年11月14日
  • 賢者たちの街

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    1966年、NYの近代美術館(MoMA)で開催された古い隠し撮りの写真展(実際にあったものらしい)で懐かしい人物が写っているところからスタートする。始まりからお洒落。
    主人公ケイト・コンテントは大恐慌(1929年)のとき16歳となっているから、1913年生まれということになる。
    1937年から39年の間に、才能に恵まれて野心に満ちたロシア移民の二十代女性がハイ・ソサエティーに入り込んで、さまざまな人達と交流していくさまを描いたもの。
    先に読んだ「モスクワの伯爵」の作家の第一作らしい。
    二つの作品ともに、普通の人間は垣間見ることない、優雅な上流階級を描いていて、まるで映画の世界の中に引き込まれる

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    2020年11月14日
  • 賢者たちの街

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    『モスクワの伯爵』で、とんでもない逸材を引き当てたと思ったエイモア・トールズの、これが長編デビュー作。一九二〇年代から一九五〇年代のロシアを舞台にしたのが『モスクワの伯爵』なら、これは一九三七年のアメリカ、ニューヨークが舞台。まるでタイムマシンに乗ってその地を訪れているかのような、ノスタルジックな世界にどっぷり浸れるのがエイモア・トールズの描き出す作品世界。デビュー作とは思えない完成度の高さに驚かされる。

    一九六六年十月四日の夜、中年の後半に差しかかっていた「わたし」はニューヨーク近代美術館で開かれた写真展のオープニング・パーティに出席した。黒のタキシードと色とりどりのドレスがシャンパンで酔

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    2020年09月09日
  • モスクワの伯爵 上

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    ネタバレ

    上下巻とも読んだ者です。
    上巻は当時のロシア貴族の思想や習慣、生活ぶりが描かれています。まさに世界を巻き込んでの激動の時代ですので、国も混乱状態。そんな中伯爵はロシア貴族としての誇りや生き様を監禁されている身でありながら悠々と示してくれています。
    翻訳故の独特な言い回しが新鮮で堅苦しく感じる所もありましたが、日本人とは違った感性を持った方々のお話はとても興味深かったです。
    伯爵の人生の終着点を見るべく下巻へ。

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    2026年06月03日
  • モスクワの伯爵 上

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    洋書独特の修辞表現には慣れていないが、ソ連時代の伯爵の粋な生き方に心が爽やかになる
    これ、下巻はどうなるのでしょう?

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    2026年04月24日
  • 賢者たちの街

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    けっこう評判だったので手に取ってみたが、
    そこまでノレなかったなというのが正直な感想。

    25歳のケイティ•コンテントが駆け抜けた1937年の大晦日から
    1938年の1年間を通して、彼女が出会った人々とのお話。
    舞台はニューヨーク・マンハッタン。
    今からおよそ90年前という時代設定ながら、
    描写を見て思い描くのは現代とそう大差変わらないマンハッタンの情景。
    そして登場人物の心理描写など、スマホがないだけで
    今の我々とそう変わらない。むしろ同じではないか。
    そう、何だかホロ苦い記憶を思い出させるそんなビターな物語であった。

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    2025年08月24日
  • リンカーン・ハイウェイ

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    ネタバレ

    スチュードベーカーというアメ車に乗ってリンカーンハイウェイ(アメリカを東西に横断する道路)を旅する少年たちのロードノベルだと思っていたけど、兄弟とその友達、そして行く先々で出会う人たちの物語だった。たった10日間の冒険だけど、679ページもあり重い。
    登場人物は問題児だと思っていたけど、みんな個性的があって魅力的。物語のラストは想像と違ったけど、こういうのもありだと思った。

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    2024年11月26日
  • 賢者たちの街

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    ネタバレ

    2022.5 いかにもアメリカ ニューヨークの小説といった感じ。アメリカ人はこういう小説が好きなんだろうけれど日本人の私にはその良さがよくわかんない…

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    2022年05月09日
  • 賢者たちの街

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    ケイティにとって、ニューヨークでの、1937年の大晦日からの1年間は特別でかけがえのないものであった。

    読書を愛するケイティが、イヴ、ティンカー、ハンク、ウォレス、アン等(個人的にディッキーとビッツィも挙げておきたい)、印象に残る個性的な友人たちと織り成す想い出は、当時の時代性や文化の壮麗な描写とのバランスも相まって、上品なチャーミングさと冷静なクレバーさが(あと、奔放さも)混在した素晴らしさの中に、シリアスさもきっちり含まれており、なぜ、特別な一年なのかが、読んでいく内に明らかになるストーリー展開も素晴らしいです。

    私みたいに、当時のニューヨークの文化をあまり知らなくても、親切な解説に、

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    2020年10月13日