熊川哲也のレビュー一覧

  • 完璧という領域

    Posted by ブクログ

    同じ時代に生まれて良かった
    と思う、偉人の一人。

    熊川氏のバレエ、仕事、芸術に対する考えが
    よく分かる本。
    身体能力や感性が天才であることは疑いがないけれど、
    天賦の才能だけではない、努力がすごい。
    努力ができる、腐らないというのも、才能の一つではある。

    熊川作品を劇場版で3作品観ただけの、全くの素人の私でも、読んで良かった!熊川氏を長く追いかけて来た人なら、もっと堪能できる1冊。

    座右の銘になった文
    「勝っても負けても勝負をする人間は確実に強くなれる」

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    2025年03月09日
  • 完璧という領域

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    芸術家としての熊川哲也さんの考え方や思いが、前回の著書よりさらに広い視点で書かれている本。実体験から身に着けた、クラシックバレエとは何か、ということについて論じている本でもあると思う。について語っている。バレエという芸術、作品のひとつひとつの深みをより感じて、バレエを楽しめると思う。
    また同時に、バレエに限らず、どう生きるか、人間として成長できるか、勇気をもって行動するか、といった面でも刺激を受ける一冊。

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    2019年10月27日