神永曉のレビュー一覧

  • 日本のことばずかん そら
    子どもも大人も楽しめる図鑑です!
    題名にあるように「空」に関する日本の美しい言葉に合わせた和歌、俳句、絵画や美しい写真が載っています。
    ただ眺めているだけでも癒やされますし、「あっ! こんな言葉もあったんだ。知らなかった」という驚きを感じることができました。
  • 悩ましい国語辞典
    なるべく正しい日本語を使いたいと思っている。もちろん「ことば」は生き物であり、時代とともに変わっていくものだとも思う。それでも誤用による揺らぎはどうかなと思っていたら、
    「確信犯」「押っ取り刀」「やおら」「破天荒」「足をすくわれる」など誤用の方でしか認識していない「ことば」の多さにびっくり。いい加減...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典
    「自分は読書好きだから言葉には詳しい方だ」などと思い上がっていた自分がとても恥ずかしくなりました。

    私は本を読むのが好きです。推理小説や日常を描いた小説、ファンタジー、育児書からビジネス書まで、興味の赴くままにあらゆる種類の本を読みます。

    文章を書くのも好きです。ですから言葉は知っている方だろう...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 辞書編集者だけが知っていることばの深層

    面白い!

    う~~ん、凄いな~~
    日頃、何となく使っている日本語の事を、本当は、よく知らなかったんだなぁと、考えてしまった。
    子供の頃から、辞書って言うのは、絶対の物で、そこに書かれている事は、真実なんだ。という思い込みが、あって(大体、辞書を、比べてみたりしないし……)言葉の意味も、使い方も、変わっているとい...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典
    40年近く辞書の編集に関わってきた方が、生き物である「ことば」の変化の面白さを伝えたいとの思いで執筆したとのこと。
    辞書編集者を悩ます言葉約200語を以下の分類で各2頁程度にまとめ、世間での使われ方を調査データも示しながら分かりやすく説明しています。
    ・揺れる意味・誤用(120)
    ・揺れる読み方(4...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典
    なんとなく使う言葉も、意味を取り違えると誤解を招くことが多い。言葉は便利であるが、だからこそ気をつけて使わなければならないときもある。

    正しさや基準があると安心できる。国語辞典は、そんな基準と思われるものの一つだ。だからこそ、正しさを支える人にとっての苦労は、計り知れないだろう。

    多くの人が使っ...続きを読む
  • 意味変語彙力帳
    正しい意味で覚えていたのと、意味変した方で覚えていたのと色々勉強になった。
    漫画もクスッと笑えて面白い。
  • 悩ましい国語辞典
    自分が誤用していた言葉がいくつかあり、改めて、言葉の意味を把握することが普段いかに曖昧で、思い込みの多いものか分かった。
  • さらに悩ましい国語辞典 辞書編集者を惑わす日本語の不思議!
    続編も変わらぬ面白さ。どうやら3冊目もあるみたいなので、もう少し楽しめそうだ。
    ところで辞書の真ん中ってどのあたりかというと「し」なんですね。手元の三国と岩波もそうでした。日本語の偏りが分かりますね。
  • さらに悩ましい国語辞典 ー辞書編集者を惑わす日本語の不思議!
    続編も変わらぬ面白さ。どうやら3冊目もあるみたいなので、もう少し楽しめそうだ。
    ところで辞書の真ん中ってどのあたりかというと「し」なんですね。手元の三国と岩波もそうでした。日本語の偏りが分かりますね。
  • 悩ましい国語辞典
    ・神永曉「悩ましい国語辞典」(角川文庫)に 「しく【敷く】」とあり、そこに「布団は『しく』もの? 『ひく』もの?」」とあるのを見て、私は直ちに布団は「ひく」のだと思つた。理由は簡単である。 こちらでは「し」と発音できない語があるのである。その結果「し」となる。例へば「ひちや」は質屋のこと、これは「し...続きを読む
  • さらに悩ましい国語辞典 ー辞書編集者を惑わす日本語の不思議!
    ちょっと余談が多い感じで、前の「悩ましい国語辞典」より薄味になった印象。それでもやはりなるほどということがいろいろあって、面白かった。「忖度」なんて最近話題になった言葉も取り上げられている。これまでとは違う意味で使われるようになりつつある言葉について、また、誤用とされる言い方が本当にそう言い切れるの...続きを読む
  • さらに悩ましい国語辞典 辞書編集者を惑わす日本語の不思議!
    ちょっと余談が多い感じで、前の「悩ましい国語辞典」より薄味になった印象。それでもやはりなるほどということがいろいろあって、面白かった。「忖度」なんて最近話題になった言葉も取り上げられている。これまでとは違う意味で使われるようになりつつある言葉について、また、誤用とされる言い方が本当にそう言い切れるの...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 辞書編集者だけが知っていることばの深層
    「読み終わって」はいない辞典。
    項目のひらい読みでも十分楽しめる。
    帯に「人一倍がんばる」とは何倍?と書かれていたので、早速調べてみた。(いつもはすぐに帯を捨ててしまうのだが、こういう辞典には帯はありがたい)
    ”倍”そのものに”2倍”の意味があるので、”一倍”が”2倍”の意味で使われているそうだ。う...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 ー辞書編集者だけが知っていることばの深層
    「読み終わって」はいない辞典。
    項目のひらい読みでも十分楽しめる。
    帯に「人一倍がんばる」とは何倍?と書かれていたので、早速調べてみた。(いつもはすぐに帯を捨ててしまうのだが、こういう辞典には帯はありがたい)
    ”倍”そのものに”2倍”の意味があるので、”一倍”が”2倍”の意味で使われているそうだ。う...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 辞書編集者だけが知っていることばの深層
    いくつか方言の話があったりもして、とても興味深く読んだ。そして装丁が秀逸。
    明らかに誤用、だけど一般化している、そういう言葉の正しい意味を知れば知るほど窮屈になるけど、調べずにはいられない……。
    語源が不明なものもあれど、ことばには必ず意味があるって、当たり前のことだけどすごいことだと思う。そしてそ...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 ー辞書編集者だけが知っていることばの深層
    いくつか方言の話があったりもして、とても興味深く読んだ。そして装丁が秀逸。
    明らかに誤用、だけど一般化している、そういう言葉の正しい意味を知れば知るほど窮屈になるけど、調べずにはいられない……。
    語源が不明なものもあれど、ことばには必ず意味があるって、当たり前のことだけどすごいことだと思う。そしてそ...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 辞書編集者だけが知っていることばの深層
    いやあ、これは読みごたえがあった。新聞広告にあった「人一倍って何倍?」というコピーが面白かったので、言葉についての軽い読み物かと思って読み出したのだが、著者はあの「日本国語大辞典」の編集者、実にみっちり濃い内容であった。

    言葉の誤用や揺れについて書かれた本はよくあるが、ここまで多くの語や成句が挙げ...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 ー辞書編集者だけが知っていることばの深層
    いやあ、これは読みごたえがあった。新聞広告にあった「人一倍って何倍?」というコピーが面白かったので、言葉についての軽い読み物かと思って読み出したのだが、著者はあの「日本国語大辞典」の編集者、実にみっちり濃い内容であった。

    言葉の誤用や揺れについて書かれた本はよくあるが、ここまで多くの語や成句が挙げ...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 辞書編集者だけが知っていることばの深層
    「がたい」はいまだに語源が不明
    「ぐっすり」=good sleepが語源、はウソ。江戸時代に「十分な、すっかり」の意で使われている
    「ざっくり」も語源不明。セーターなどの目の粗い様子が転じたか
    「松竹梅」は等級を表す語でなく、「歳寒の三友」=めでたいものという意味だった
    「少年老いやすく学成りがたし...続きを読む