神永曉のレビュー一覧

  • 悩ましい国語辞典 ー辞書編集者だけが知っていることばの深層
    「がたい」はいまだに語源が不明
    「ぐっすり」=good sleepが語源、はウソ。江戸時代に「十分な、すっかり」の意で使われている
    「ざっくり」も語源不明。セーターなどの目の粗い様子が転じたか
    「松竹梅」は等級を表す語でなく、「歳寒の三友」=めでたいものという意味だった
    「少年老いやすく学成りがたし...続きを読む
  • 意味変語彙力帳
    今まで3冊読んできた『悩ましい国語辞典』(シリーズ)の神永曉さんが監修者でした。

    30代までの若者が多く使っている意味と、40代以上の人の多くが認識している意味、の2つに分けている。
    確かに「あれっ、□◇▼〇って言ったのに、何かおかしいな」ということはある。

    例えば、こんな言葉。

    ・煮詰まる
    ...続きを読む
  • やっぱり悩ましい国語辞典
    コロナの流行で注目された言葉「収束」と「終息」、漢字を見るとなんとなく違いが分かる。
    「収束したが終息はしていない」とは言えても「終息したが収束はしていない」とは言えない。

    口頭で述べられるとどちらも「シュウソク」か「シューソク」でどちらか分からない。
    国会での発言を速記者が記録したものを調べたら...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 ー辞書編集者だけが知っていることばの深層
     日本を代表する国語辞典の編集者である神永さんが、現代に見られる日本語のさまざまな誤用・変容の実態を取り上げ解説してくれます。
     予想どおり、私もたくさんの間違った理解や誤った使い方をしていました。例えば、「君子豹変」「姑息」「にやける(若気る)」「憮然」「谷」「松竹梅」・・・。
     言葉も未来永劫不...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 辞書編集者だけが知っていることばの深層
     日本を代表する国語辞典の編集者である神永さんが、現代に見られる日本語のさまざまな誤用・変容の実態を取り上げ解説してくれます。
     予想どおり、私もたくさんの間違った理解や誤った使い方をしていました。例えば、「君子豹変」「姑息」「にやける(若気る)」「憮然」「谷」「松竹梅」・・・。
     言葉も未来永劫不...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 ー辞書編集者だけが知っていることばの深層
    「悲喜交々」悲しみと喜びが入り混じることだが、あくまでも一人の人間の心境を表現する言葉。「天地無用」は上下を逆にしてはならないという意味、これは問答無用、立ち入り無用、開放無用と同じ使い方で、無用は行為を禁止するということ。愛嬌は雰囲気だし、愛想は行為。言葉の意味や用法が揺れ変化していくのにはそれ相...続きを読む
  • 悩ましい国語辞典 辞書編集者だけが知っていることばの深層
    「悲喜交々」悲しみと喜びが入り混じることだが、あくまでも一人の人間の心境を表現する言葉。「天地無用」は上下を逆にしてはならないという意味、これは問答無用、立ち入り無用、開放無用と同じ使い方で、無用は行為を禁止するということ。愛嬌は雰囲気だし、愛想は行為。言葉の意味や用法が揺れ変化していくのにはそれ相...続きを読む