伊原薫のレビュー一覧
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腕木信号から最近の自動運転に至る信号システムについて解説されています。特に中央線快速の三鷹~東京の信号情報もあり、一度読んだ後に再度YouTubeの前面展望を見ながら読むと更に理解が深まります。もっと早くに自動運転化され運転手がいらなくなるかと思いきやまだ時間がかかっています。今後どのように進化して...続きを読むPosted by ブクログ
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元々、小林一三が好きな起業家であり、阪急電車の沿線は知ってるエリアや駅が多いので、読んでみたかった。小林一三に関する本も読んだこともあり、阪急の成り立ちやその手法は知っていたが、大正後期から昭和の戦後くらいまでの話は知らない事があり面白く、勉強になった。これからの、うめきた〜新大阪の計画や伊丹空港ま...続きを読むPosted by ブクログ
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普段何気なく使っている京阪電車の苦労と挑戦、そしてそこから生まれた素晴らしい技術に裏打ちされた名車の数々が紹介される。ただの通勤、移動の手段としての京阪のイメージが変わり、京阪を好きになれる一冊。久々に、再読したい新書に出会えたと思っている。
個人的に印象に残っていることは、近々5ドア車両が廃止とな...続きを読むPosted by ブクログ -
鉄道特有の閉塞区間に果たす色灯式信号のことがよく分かった。小学生の頃に鉄道本で知ったATS地上子を線路で見た時には感動した。そのATSが、やがてATCから自動運転に発展したのも納得。しかし、鉄道運転士に憧れていた自分として、また、技術の継承と安全輸送という面からも運転士はいてほしい。第3章の事例紹介...続きを読むPosted by ブクログ
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阪急といえば浮かぶのは、電車、百貨店、宝塚歌劇団、かつては阪急ブレーブスという球団を所有してパ・リーグや日本シリーズで何度か優勝したこともあった。
阪急を作ったのは小林一三。小林は、鉄道+住宅+百貨店+歌劇団といった様々な事業を通じて、関西に新たな世界を作ったと言っても過言ではない。
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毎日通勤で阪急電車に乗り、仕事帰りには阪急百貨店に寄り、日々の買い物は阪急オアシス。大学卒業後就職したのも阪急グループ会社。私の人生には切っても切れない存在です。でも、まだまだ知らない事がいっぱいあり、この本で知った雑学などを実感する為にも、何気なく通り過ぎている阪急の駅など、もっともっと注意して見...続きを読むPosted by ブクログ
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生まれたときからン十年、ずっと阪急沿線に住んでいます。最初は宝塚線、途中で千里線、今は箕面線。阪急沿線の人ってお高くとまってるですよねという声、否定しません。だって阪急ですから(笑)。初めてひとりでJRに乗ったとき、そのギャップに衝撃を受けました。特に環状線で露出狂に遭ったときはまだ若かったから、こ...続きを読むPosted by ブクログ
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私は都市計画に興味がある学生です。鉄道が都市計画事業を担っている例として東急と阪急は有名ですが、交通の観点に留まらず沿線住民の人生に《揺りかごから墓場まで》関わる経営方針の起源を知りたくてこの本を手に取りました。この本を読んでわかったことは阪急の創始者・小林一三の流行への敏感さが阪急の事業展開に大き...続きを読むPosted by ブクログ
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大阪市在住。
日頃使っている地下鉄の今昔話から民営化までの道のり、地下鉄事業以外への広がり、そして今後をわかりやすく書いてありこれまで尽力してくれた方々に対し「あ、地下鉄で行こう」と言う気にさせる。
明日も地下鉄乗りましょうかね。Posted by ブクログ -
廃止駅の話は、興味深いですねぇ。
”駅”なので、路線は生きていても、駅だけ廃止になってしまったというパターンもあれば、路線の廃止に伴ってなくなってしまったパターンとかがあります。どちらも、人の流れの変更や、そもそも最初からなんで作ったの?と突っ込みたくなるような状況など、悲喜こもごもです。
廃線...続きを読むPosted by ブクログ -
駅ナカコンビニ、駅ナカATMなど実は日本初、という事実が多く新鮮だった。
なんとなく印象の良い阪急だが、その印象を朽ちさせないためのこだわりと葛藤とチャレンジが細かく紹介されており、またひとつ阪急が好きになった。Posted by ブクログ -
人口減少と道路整備の充実によって
地方の鉄道は廃止が増えています。
しかし廃止される理由はそれだけで
はなく、災害や意外な理由でやむに
やまれず廃止された駅、路線もあり
ます。
また、廃止された後でも地元のモニ
ュメントとしてや、別の有効活用と
して今も当時の面影を残している駅
もあります。
...続きを読むPosted by ブクログ -
生粋の阪急電車ヘビーユーザーなので面白かった!知らないこともたくさんありました。
今昔、って比べると面白い。
アンゴラヤギのシート
全面塗装にこだわった内装や
洗車の多さ。
百貨店の高級感へのこだわりなど
どれをとってもやっぱり阪急!となりました。Posted by ブクログ -
かなり丹念に阪急関係者に取材したことがうかがい知れる。
小林一三から始まって、企業経営の歴史に関しては、かなり既知のことも含まれているが、電車構造の歴史では初めて知ることも多くて面白かった。
あの独特の電車を製造していたナニワ工機がアルナ工機と社名を変え、阪急から離れてしまっていることは知らなかった...続きを読むPosted by ブクログ -
京阪は学生時代に毎日乗っていたが、日本初の者がこんなにあるとは知らなかった。例えば、回生ブレーキ、自動信号機、空気ばね台車。京阪をもっと知りたくなる話がたくさん盛り込まれていて面白かった。よく比較される阪急に比べると、日陰な印象が否めない。ただ、最近は東京で鉄道広告も出しているのを見かけ、プロモーシ...続きを読むPosted by ブクログ
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一応読み終わった。
が、昼休みに細切れで読んだので、あまりよく読み解けたとは思えない・・・。
タイトル通り、鉄道は街のあり方に大きな影響がある。
それは日々の生活でも感じるところ。
本書では、鉄道に関わるデザインを取り上げられ、なぜそうであるのかなどを解説される。
取り上げられるものとしては・・...続きを読むPosted by ブクログ -
特に知っても面白くないっす。
電力と違って信号はクソ細かいのでやりたくないっす。
てなわけで、ざっと最新の信号装置が分かるよ、という本。
やっぱりICカードで閉そく作っても良いじゃんねと思う。
ワタシが初期段階から開発に関わった無線式踏切が1.5ページだけ記載されてました。
走行試験...続きを読むPosted by ブクログ -
存外面白かった。
京阪なんて、埼京線と並ぶ痴漢の多い柄の悪い電車だと言うイメージしか、昔はなかったんだけどね。大阪に住んでいれば、地下鉄とJRと近鉄と阪急で何とかなったから。
今は通勤で京阪を使うようになっているのだけど、これだけの紆余曲折があって、アイデア一杯に走ってきた路線だとは知りもしなかった...続きを読むPosted by ブクログ -
大阪市交通局が民営化前からお役所体質から抜け出そうとしていたことや、公営鉄道としての根本の考え方(あくまで市民の利益のため)は伝わったが、タイトルにもある「そうだったのか」っていうある種の感動っていうのはなかったかな。
でも、大阪で路面電車がバンバン走っていた時代のことをこれっぽっちも知らなかったか...続きを読むPosted by ブクログ