(仕事がラクになる発想)
・「努力の逆算」。人は無意識に、『その仕事が終わるまで、どれほど努力しなければならないか?』を逆算してしまう。
・スキマ時間は、ヤル気ゼロのまま仕事をするための準備運動に使う。一番しんどく感じる「行動の着手」だけをスキマ時間で先にやっておく。ごく短い時間だから「努力の逆算」も起こらない。
・読書の効率化。情報過多の現代社会においては、もはや、すべての情報を最初から最後まで読破することは不可能になった。ならば、全体をザッと眺めたら、あとは知りたくなったときに調べる方が効率的だ。そもそもネットの情報は誰しもそのように読んでいる。
・書籍は「読む」のではなく「使う」。まずペラペラめくって全体を眺めたら、知りたいコトをピンポイントで探す、という「使い方」になる。
・①ぺらぺらめくる ②気になるところだけ読む ③精読する
・仕事では「まずは眺める」。眺めていると「次はどうしようか?」という疑問が浮かんでくる。疑問が浮かんでくると「解決したがりの脳」はいろいろな「提案」をしてくる。
・「仕事の地図」にはTo Doリストが最適。全体を把握した後は、全体をいったん忘れてひとつひとつの仕事に集中する。地図を見ながら目的地に向かうように。何か思いついたり気づいたら、すぐにTo Doリストにメモをしておき、今やっていた仕事に戻る。これで脳のキャパを無駄に消費せず、今やっている仕事に集中できる。
(仕事がはかどる方法)
・ユビキタス:コンピュータにいつでもどこでもアクセスできる環境。
・クラウドは「スキマ時間の活用」と「他者とのデータ共有」にうってつけ。
(仕事が楽しくなる工夫)
・難題にぶち当たったら、もういま以上に考えることをやめる。その代わりに、環境と自分を整える。
・仕事をする上で重要なのは、仕事以外に頭を使わないことだ。パソコン操作はその最たる例で、操作にまごついてしまうとそれだけで、頭のリソースを奪われてヤル気が削がれていく。だから必要ファイルを開くときは、何も考えなくても反射的に操作できるようにしておく。
・大切なのは、答えを求めず答えに気づくこと。