山本功次のレビュー一覧

  • 江戸の闇風 黒桔梗 裏草紙

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    山本巧次さん、八丁堀のおゆう(江戸・東京タイムスリップ物語)シリーズ、楽しませていただいてます。今回、「江戸の闇風」(2018.12)を読みました。必殺仕置人とでもいいましょうか、お沙夜、24~5歳、常磐津師匠と彦次郎31歳、鏑木左内30過ぎの3人組、詐欺師のようで実体は定かにあらず。本作では悪徳商人の成敗です。テンポの良い展開は読みやすく、シリーズ化されると嬉しいです。ラストで、鏑木左内がお沙夜に「姫」と言葉をかけたのが気になります。

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    2019年03月18日
  • 江戸の闇風 黒桔梗 裏草紙

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    ネタバレ

    Tさんのおすすめ。

    ちょいと年増の常磐津の師匠、
    吸い込まれるような瞳と艶っぽい唇の持ち主、お紗夜。
    大店のご隠居や粋人を弟子にしているが、
    その正体は盗人、というか詐欺集団の親玉。

    仲間の浪人が連れてきた娘をきっかけに、
    娘の兄が殺され、
    火事で大店を継いだ材木屋と、
    八王子の名主殺しがつながっていく。
    材木屋の過去を探りながら、
    金をだましとる三弾をするお紗夜たち。

    女だてらに三味線に仕込んだ長ドスの遣い手でもある、
    と言う設定までは、
    有りか無しかと言われれば、有りだが、
    なにやら「姫」だったという設定は必要なんだろうか。
    ただの悪党じゃだめなんだろうか?

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    2022年03月26日
  • 江戸の闇風 黒桔梗 裏草紙

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    新シリーズ第一弾
    悪徳商人の過去な犯罪を暴き、尚且つ詐欺の罠に、全部の犯罪は罪に問えなかったが、しかし本当の黒幕は主人をも操っていた番頭、陰で始末を着けたが何かスッキリしない
    背後に元老中松平定信の思惑が
    お沙夜の正体は、最後に仲間の浪人佐内が呼んだ「姫」とは
    作者の特徴に常に裏の裏が用意されている

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    2020年04月28日