井上史彰のレビュー一覧
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良書 いろいろ腑に落ちました。
Open系の開発は、大規模なアジャイルの形態等をとるようになり、ますます複雑になってきています。
リブ管とよばれた、バージョン管理とその管理ツール群、加えてCI(継続的インテグレーション)、デプロイの自動化、テストの自動化など、チーム開発の効率化、高品質化のために、その環境、仕組み、ツールを理解しなければなりません。近年、各プロジェクトにて、体系化されてその内容も固まりつつあると感じています。
それらを知る辞書として本書をお勧めします。
巻末には次のステップとしての参考書がいろいろ紹介されています。
ウォータフォールでも、アジャイル・スクラムでもどちらに -
Posted by ブクログ
▪︎感想
開発に携わった経験が少なく、リテラシーを付けたくて読書。
アプリ開発において、認識すべき工程と関連ツールが体系的にまとめられてる本はあまりない気がする。(他に良い本あれば教えて欲しい)
なのでこの本はとても有意義な本に感じた。
2014年初版なのでもちろん各ツールの現状は色々変わってると思うが、頭の中に枠組みができただけでは十分すぎる。
▪︎メモ
・分散型バージョン管理システム
→ローカルにリポジトリごとクローンする
・チケット管理システムとバージョン管理システムの連携
・ビルドはコンパイルの前段階
・プログラミングだけではなくインテグレーションの理解が必要
・kicks -
Posted by ブクログ
タイトルからは開発プロセスとか、チームプレイの諸々の話かと思ったのですが、中身は「チームが開発に集中するための自働化実践入門」という感じでした。
開発のライフサイクルを通じて、各フェーズで使えるツールやそれを使いたい背景、他のツールとの組み合わせ、などなど結構幅広くなっています。触りの部分は具体的で、突っ込んだところは参考文献など他の情報につなげるあたりはまさに入門を冠する内容となっていました。それだけに参照先が膨大なことになっていますが(苦笑
普遍的な内容もありますが、今だからこその部分も多いため、賞味期限が早そうな気もしますが、だからこそ今すぐ読む価値は高いのかな、とも思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ開発のプロセスについての視座を高める書籍でした。
ビジネスのプロセスが加速度的になる昨今。
常にサービスとしてリリースできる状態を維持しながら開発をしなければいけない。
また、ビジネスの変化に耐えうるまたは、受け止めることが必要。
そういうことは意識はしていたけど、言語化できる状態ではなかった。
この書籍は、その示唆を与えてくれました。
CIと継続的デリバリーについて図示を交えて解説をして理解が深まりました。プロダクトオーナーでなかったとしても、プロジェクトを成功に導こうとする一員として学習することは損ではないです。
ただ、この書籍を盾に、論を叩きつけるべきではありません。今を改善す -
Posted by ブクログ
システム開発で起きがちなケーススタディを提示しながら、その解決のための方法論を解説している。バージョン管理、チケット管理、CI(継続的インテグレーション)、デプロイの自動化(継続的デリバリー)、リグレッションテストといった手法がそもそもどんなものなのか、メリットは何なのかを説明したうえで、具体的なツールの使い方を紹介している。ケーススタディはどこでも起こっているようなことでリアリティがあった。
・理想的なプロジェクトとは
?チケット管理システムに課題などが集約されている
?できる限りバージョン管理システムを利用する
?環境の影響を最小限にとどめ、常にリリース可能にしておく
?すべてを記録して -
Posted by ブクログ
ある程度の人数でソフト開発を行うための手法やツールの紹介をしている本。 個々のツールや手法の説明をしている本はあっても、ワークフローを含めて包括的にまとまった本はめずらしいので、結構貴重だと思う。 新人さんとかに、とりあえず読んどけ、という感じの一冊と思います。 2章のケーススタディで「あるある」と思った人は読むべきと思います。 後は、経営者の人にも読んで欲しい。初期投資は少なからずかかるけど、開発プロセス上のムダを削ることで、開発終盤のトラブルを大きく減らし、バグ潰しにかかるコスト・期間を削減できるので、継続的に投資回収できるということを知っておくべき。
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VCS, BTS, CI などのツール・メソッドについて、その必要性と歴史を踏まえ、モダンな選択肢がまとめられた本です。
"チーム開発" という言葉を使って、現代のソフトウェア開発には欠かせないと言っても良いツール・メソッドは「これらである」と、わかりやすくまとめていることに価値があると思います。
一部に Selenium, Serverspec など、ウェブ開発特有のツールも登場しますが、ほとんどは業界やアプリケーションの形態を問わず、有用な内容だと思います。
チーム開発の環境を構築する人、最近のチーム開発のツール・メソッドを知らない人におすすめできる本です。 -
Posted by ブクログ
チーム開発をするにあたって気をつけるべきことだけでなく、手動がいかに作業に対して悪影響を与えるか、自動化することでどれだけやるべきことに集中して時間をかけられるようになるか勉強になった。
個人開発でもバージョン管理やチケット管理(Redmine, GitHubのissueなど)開発を改善するためのノウハウが書かれてて役に立つ情報は結構あると思う。
テストを書く際にもどういうことをテストに書くべきも書かれてたかな。
説明に使われたツール(ワード)
git, github, redmine, ITS, BTS, Backlog, TravisCI, Jenkins, chef, server