西尾泰和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【目的】 プログラミング言語が持つ各種概念について、それらが「なぜ」存在するのかを解説する。
【収穫】 変化の速い言語という領域においては、他との比較や歴史からの学習を通じて、応用可能な知識を身に付けることが重要と理解できた。
【概要】 本書はプログラミング言語が持つ各種概念、例えば関数や例外処理、コンテナ等について、以下の2つの観点を中心として解説している。
①複数の言語の比較 : 例えば各言語の文法を考えた時に、FORTHやLISPではルールを少なくしてシンプル化することを図ったが、FORTRANは決め打ちルールを大量に導入してとっつきやすい書き方をできるようにした、等。
②歴史上の成立過程 : 例えばコードの継承を考えた時に、最初は実装の再利用性の観点から多重継承が採用されていたが、呼び出し時の衝突などの問題が発生したことから、多重継承を禁止にする流れが出てくるようになった、等。
【感想】 ちょうど新たなプログラミング言語の学習を開始するところだったため、興味が湧いて読んでみた。著者が強調しているように、どのようにコーディングするべきかといった特定のハウツーではなく、背景から解説するため、比較的読み物として入りやすい。一方で、言語の知識が乏しい状態で通り一遍読んだくらいだと深い理解は難しいと感じた。