西野武彦のレビュー一覧

  • ケインズと株式投資

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    ケインズを読んだことのない人(投資、経済の素人、私も含む)には、わかりやすく一読に値する。
    「一般理論」は12章を読む。次に、10, 22章を読む。
    購買力平価によって為替相場を判断する。「貨幣改革論」マビックック指数、スターバックス指数。
    「蓋然性(probability)」と「可能性(possibility)」の違いについて。確率を数字で表し、判断して、投資すること。(p135)
    トップダウンとボトムアップ方式。バブル期と深刻な不況期は、個別会社に着目したボトムアップ方式が有効。(p166)
    バフェットと似た投資。(p179)

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    2024年09月23日
  • 株で勝つ! 相場格言400

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    相場に限らず、普段の生活や行動にも通じる格言も多かった。逆に、普段からよく聞く格言やことわざも載っていた。どんな分野でも、成功する秘訣ってそう変わらないのだろう。
    分類が日本の相場格言、江戸時代の米相場から今なお使われている格言、ニューヨークの相場格言という構成になっていたが、同じような内容のものも多かったので(それだけ大事なことなのだが)、同じような内容はまとめたほうが良かったのではと思った。

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    2019年07月30日
  • ケインズと株式投資

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    ケインズの生い立ち、生涯と主に株式投資についてフォーカスを当てた本。よく言われる不況時の公共事業などの財政出動については、さほど触れられていない。

    機関投資家として当時画期的な株式中心の投資をするなどさすがと思わせる点も多い。時代は異なるが、株式投資の参考になる点も。

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    2017年01月22日
  • ケインズと株式投資

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    ニューディール政策の基となる理論を唱えた経済学者のケインズが株式投資にも精通していたことから投資についての視点からケインズの人物像や投資理論について書いた一冊。

    ケインズの生い立ちから投資理論、経済学についてなど名前しか知らなかったケインズについて本書を読んで深く知ることができました。
    投機を行って失敗したところから立ち直った姿や短期投資から長期投資へのシフトや著名な投資家であるウォーレン・バフェットとの投資法の比較など投資面におけるケインズの姿や同じ経済学者のマーシャルやレカードなどとの比較や著者の経済学の考察も多く書かれていて、株式投資だけではなく、その根幹をなす経済学についても本書で深

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    2016年08月30日