斉藤詠一のレビュー一覧

  • 俺が恋した千年少女

    Posted by ブクログ

    荒唐無稽なお話でしたが
    それなりに楽しめました
    どーしても、青鬼君の容姿にいつも違和感があって
    読みながら修正しましsた

    0
    2025年04月06日
  • パスファインダー・カイト

    Posted by ブクログ

    速水櫂人は自然保護の活動をしている月読記念財団に再就職した。自然保護NGOの月読財団は旧華族の月夜見家が私財をなげうって設立した。イベントを主催し、自然の保護を訴えている。
    嫌われているらしい氷室専務の口利きで採用された櫂人は瑞光物産の社有林での社員の自然観察会を担当させられ瑞光物産の情報を探るよう命ぜられていた。
    櫂人は元空自の救難員の経験を活かし目立たないように調査を進めていった。

    0
    2023年12月04日
  • 環境省武装機動隊EDRA

    Posted by ブクログ

    想定以上で温暖化が加速した近未来で、環境保護・自然保護こそが最優先の社会正義になった世界が舞台。導入からの舞台設定の件までは良かったが、そこからのミステリーのプロットには全然興趣を感じなかった。大きく構えて尻すぼみになった印象。設定はいいんだけどなあ。

    1
    2023年08月29日
  • 到達不能極

    Posted by ブクログ

    南極に最近行った知り合いがいる。死ぬまでに富士山登頂したいとよく言うが南極も面白そうだが本書を読むととてもじゃない感じがする。
    発送はとても面白いし、SFとして読むなら楽しめる。

    0
    2023年08月04日
  • 環境省武装機動隊EDRA

    Posted by ブクログ

    温室効果で海面上昇して関東地方とか沿岸部から荒川沿いの埼玉辺り、千葉浦安の例の施設も人口の山を残して水没しちゃった10数年後の近未来が舞台。こんな世界になったのは環境破壊したからだからと、環境を守ることが第一義となった世界で、その取り締まりを行う実行部隊、環境省管轄のEDRAが今作の舞台となる(説明長い)。
    設定は武器内容や地理情報含めてリアルだが、ゴリゴリヘビー一辺倒ではなく、部隊の若者らの他愛もない会話もあったりで、それだけにリアリティが強調されている。パトレイバーな雰囲気というと伝わりやすいかもしれない。
    が、謎が謎呼ぶ伏線張りが続く前半はかなりかったるく、話があちゃこちゃに飛ぶ感じでな

    0
    2023年07月25日
  • 環境省武装機動隊EDRA

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現実のロシアウクライナの戦争から地球規模の大規模災害が起こって、自然環境の保護こそが最優先になったif世界のお話。

    なんかちょっと・・・設定はなかなかに興味深かったんですが、内容があんまりあわなかったかな。ミリタリー的な描写が細かいわりに犯人たちの描写が最後までかなり少なめだった印象。名前だけでてきたモブくらいのキャラクターが実は犯人でこんなことを考えてこんなことを企てて・・みたいなことがラスト付近で急に語られて面喰いました。
    最後、海に飛び込んで助かりましたというのも・・・とんでもない威力の爆弾みたいに思ったんだけどそれくらいでほとんど無傷なんだ・・・と。

    0
    2023年07月24日
  • クメールの瞳

    Posted by ブクログ

    北斗は、「預けたい物がある。」と恩師から電話で告げられた。数日後、その恩師が不審死を遂げる。
    クメールの遺跡から持ち出された秘宝が、フランス軍人によって、幕末の日本に持ち込まれた。
    恩師の不審死とクメールの秘宝が繋がった時、秘宝の恐るべき機能が明らかになる。
    久しぶりの冒険小説は、やはり面白い。

    0
    2023年07月22日
  • 環境省武装機動隊EDRA

    Posted by ブクログ

    「環境は人命に勝るんだ!」
    環境省武装機動隊というパワーワード。
    色々と突っ込みどころはありますが、細かいことは気にしない。映像作品ならおもしろそう。

    私権を制限してでも…
    少数の犠牲で済むならば…
    環境を守るための行動は正義なのか?
    それとも平等な権利の名のもとに滅びるのか。
    これは今日においても通じる課題。

    0
    2023年07月15日
  • 到達不能極

    Posted by ブクログ

    南極大陸を部隊にしたSF小説。
    第二次世界大戦と現代の2つの時代の話が交互に進んでいく。南極大陸に秘密基地を建設し、そこで昨今のAIに相当する技術を軍事目的に開発していたという設定。詳細は記載しないが、エンタテイメントとしては問題ない範囲で、スムーズに腹落ちしながら読み進めることができる。
    南極探検隊の話の中で、頻繁に「しらせ」の名前がでるため、その存在だけは知っていたが、軍に所属するいわゆる軍艦であることを初めて知った。

    0
    2022年06月30日
  • 到達不能極

    Posted by ブクログ

    ミステリというより、SiFi食の強いお話。
    第二次大戦末期、人の意識を電子化する技術があった。
    南極大陸の到達不能極基地で行われた実験とは?

    0
    2021年04月13日
  • 到達不能極

    Posted by ブクログ

    途中まですごく面白くて、今と過去とどう繋がってくるのか、さきが気になって仕方がなかった。なのに、そういう系なんだ、途端にリアリティをなくして、都市伝説のような話に転がっていった。

    0
    2021年01月13日
  • 到達不能極

    Posted by ブクログ

    斉藤詠一『到達不能極』講談社文庫。

    第64回江戸川乱歩賞受賞作。

    2018年の南極大陸と1945年のペナン島の日本陸軍とを交互に描きながら、南極大陸の『到達不能極』の謎を描いたSFミステリー小説。期待を大きく裏切る凡作だった。そして、ついでに収録された表題作のスピンオフ『間氷期』も、さらに傷口を広げたばかりという有り様。この種の小説の場合、決定的な何かを描かないと迫力が出て来ない。

    2018年に南極大陸を遊覧中に通信障害とシステムダウンで不時着を余儀無くされたチャーター機。チャーター機に乗っていたツアーコンダクターの望月拓海は、アメリカ海軍特殊部隊のランディ・ベイカーと共に物資を求め、『

    0
    2020年12月30日
  • 到達不能極

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ナチスが南極に築いた秘密基地に眠っていた超兵器が目覚めて、南極だけでなく世界に危機が迫るというお話。かなり荒唐無稽なので、乗れるか否かで評価が変わると思う。乗れたら楽しいかな。ただ登場人物に漢が多すぎて暑苦しいのと、ヒロインとか悪役とかの脇役が表面的で、ホントに「ヒロイン」「悪役」というような記号でしかないのが難と言ったところ。

    0
    2020年12月22日