斉藤詠一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
斉藤詠一『到達不能極』講談社文庫。
第64回江戸川乱歩賞受賞作。
2018年の南極大陸と1945年のペナン島の日本陸軍とを交互に描きながら、南極大陸の『到達不能極』の謎を描いたSFミステリー小説。期待を大きく裏切る凡作だった。そして、ついでに収録された表題作のスピンオフ『間氷期』も、さらに傷口を広げたばかりという有り様。この種の小説の場合、決定的な何かを描かないと迫力が出て来ない。
2018年に南極大陸を遊覧中に通信障害とシステムダウンで不時着を余儀無くされたチャーター機。チャーター機に乗っていたツアーコンダクターの望月拓海は、アメリカ海軍特殊部隊のランディ・ベイカーと共に物資を求め、『