三田村仰のレビュー一覧

  • はじめてまなぶ行動療法

    Posted by ブクログ

    可愛らしい表紙や語りかけるような文体によって初学者にも手に取りやすい印象を与えているが、かなり専門的に学ぶことができる良書。
    「行動療法」といっても、要素的実在主義に基づく古典的な行動療法ではなく、機能的文脈主義に基づく臨床行動分析がメイン。したがって、クライエントの内的な要素に問題の原因を求めるのではなく、環境との相互作用や文脈、環境への行動の有効性に注目することを繰り返し強調している。そのような臨床行動分析の概略の説明となるマクロな流れが非常にわかりやすい。加えて、タイトル通り、レスポンデント条件付け、オペラント条件付けなどのミクロレベルの基礎的な行動理論もきちんと説明されているので、辞書

    0
    2020年02月28日
  • はじめてまなぶ行動療法

    Posted by ブクログ

    行動療法の基本的な考えから第3世代の認知行動療法の考え方まで、幅広く具体的に書かれていて面白い本だと思います。

    0
    2022年02月03日
  • はじめてまなぶ行動療法

    Posted by ブクログ

     認知行動療法や行動療法の本は幾つか読んでいましたが、なんとなく知っているというくらいで、きちんと学びたいなあと思い、こちらの本を手に取ってみました。この本を読んでも行動療法は出来るようになるわけではないですが、行動療法がどんなもので、どのように行動をみて、面接を行うのかということはしっかり学べます。歴史あるな部分を含めて。引用文献がしっかり掲載されているので、この本からいろいろな知見を広げられると思います。まはさに、「はじめてまなぶ行動療法」だと思います。
     個人的な感想としたは、具体的な症状に関して行動療法的な見方が出来るだけで面接がずいぶんと変わるだろうなと思いながら読んでいました。昔読

    0
    2019年10月15日
  • はじめてまなぶ行動療法

    Posted by ブクログ

    内容濃すぎて一度じゃ理解しきれなかったけど、行動療法の歴史的な流れとか、人間味溢れる療法なんだということはよく分かった。行動療法もありだなーと思えた。

    0
    2019年09月17日