空閑洋平のレビュー一覧

  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    インターネットを形作っている技術や仕組みについて、インターネットにまつわる事件/事故などと共に解説。
    著者も「読み物」といっているように、技術でガチガチな本ではないです。が、技術者にとっても非常にためになる本だと思います。
    付録には BGP や AS 番号の調査などに関する情報が満載。その辺に関する書籍はあまりないので、そういう意味でも重宝しそうです。

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    2015年03月08日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    公開情報のみを元にインターネットの『実態』をレポートした書。特にインターネット全体を俯瞰する視点、実運用に関する記載などは他の書籍には見られない内容であり、とても興味深かった。
    インターネットはあくまで仮想的なものだが、本書は徹底的にリアルなインターネットを描いているため、読み終えた後は、インターネットを非常に現実味のあるものに感じられると思う。
    内容は初心者にはちょっと難しいが、文章がとても平易で丁寧なため、中級者(基本情報処理技術者くらい?)であれば理解できると思う。

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    2014年08月25日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    ネットワークを勉強していても答えることができない、
    インターネットって何?
    TCP/IPやルーティングに特化した技術本には載っていないことが
    盛りだくさん。

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    2012年07月09日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    ほとんどの章は(査読の際に)つまみ食い的に読んでたけど、今回通しで読んだ。正直内容が本業そのものだから、読み物としてどれくらい読みやすいのか分からないけど、内容の正確さに関しては群を抜いてると思う。インターネットを仕事にしてる人にはもちろん、そうでない人(中でもテクノロジーに興味のある人)にもぜひ読んでもらいたい一冊。ちなみに参考文献へのリンクが半端ないので、電子書籍版を買った方が、有機的に読み進めるのに便利かも。(full disclosure: 筆者とは知り合いです)

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    2011年09月20日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    インターネット(あえて一般用語で書けば、そのネットワーク側面)に関して、特にその維持性について過去の「事件」を引いて多面的に紹介しており、おもしろい。
    インターネットと社会との関わりについて通り一遍でない視点を得るにも役立つだろう。

     これは、教科書的技術書ではない。したがって、体系的説明とはなっていない。したがって、予備知識としてのインターネットを支える技術体系知識や、業界動向を知っていると、さらに深く楽しめる。その意見で、手元に置いておき、時々読み返すことで自身の成長も楽しめるかもしれない。

     この本で重要な点は、基本的に公開情報のみから過去の「事件」の経過を洗い出していることで、さら

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    2011年10月14日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    ネタバレ

    インターネットって、思想の部分が先行して伝えられたりするんだけど、実際のところ、それは物理的な接続を通じた通信であって、その際のつなげ方がなんとすべてinternetとかw3cで決まっているRFCとかによってだいたいつながっているということが再確認されて、しかもそれがいかに途方もないか?とかいうことが体感できる大変良い本です。海底ケーブルは浅いところでは漁業で引っ張られて切れたり、地震で切れたりする。とかね。あとアカマイとつなぐときの各ネットワークのそろばん勘定とか。

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    2013年12月24日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    アプリケーション層の技術者、それも仕事でITを知ったレベルの人間には、ふだん縁遠い話題で、いろいろ参考になった。説明は丁寧であるし、言葉づかいも平易であると思う。

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    2013年08月17日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    インターネットをエンジニアリング的な視点から俯瞰して書かれた好著。海底ケーブルや国境をめぐる話題など扱う範囲は広くて、面白い。インターネットの今をめぐる認識を新たにした。

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    2012年06月26日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    プロトコル等の技術的な話だけでなく、中国におけるブロッキングの仕組み、海底ケーブルの故障の原因、AS間の関係の話など興味深く読めた。

    特にブロッキングの話は、よくニュースで中国ではインターネットへの接続を制限しているという話が出てくるが、それが具体的にどのような内容のことを行っているか理解できて面白かった。

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    2012年02月18日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    インターネットってどうやってできてるの?てのがよくわかる。技術に詳しくない人でも読めるようにわかりやすーく解説してあります。

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    2011年12月30日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    インターネットのカタチは、素敵なことが分かりました。
    今後も技術の進化に加えて、政治と経済の動向にも左右される。
    でも、良いように進化できるよう、何かの力が働くようお祈り(*^-^*)
    以上です。

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    2011年11月01日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    インターネットのしくみ、概念のアウトラインと現状を、ごりごりの技術論ではなく、最小限の知識と、トラブルや検閲事件やスモールネットワークの紹介などのエピソードで解説している。

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    2018年10月14日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    筆者の深く、広い知識。丁寧な調査が感じられる良書。技術書としてでなく、読み物として非常に興味深い。技術的なところは飛ばし読みしても十分たのしむことができる。

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    2011年09月03日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    著者は「教科書ではなく、読み物を意識した」として本書を執筆したという。「なるほど」と唸る部分もあった。
    一方で、私にとっては難しい部分もあった。
    普段ユーザーとして接している分には、インターネットの仕組みについて、裏側部分まで理解する必要はないだろう。
    しかしながら、こうして基礎的部分を知ることは、自己満足かもしれないが、単純に面白い。
    「こんな仕組みで動いていたのか」
    「今後、データ量は益々増大化していく。どうやって回避していくのだろう」
    そんなことをアレコレと考えて想像してしまうのだ。
    改めてインターネットの未来を考えてみると、今後も進化の歩みが止まるどころか、加速度的に進んでいくことは間

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    2024年10月06日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    よくシステム構成図などで、「ここからはインターネットですよ」というのを表すとき、雲の形を描くことがある。本書はその「雲の中」で今、何が起こっているのかを、極力分かりやすく解説している。ただ、技術に明るくない僕にはちょっと難しかった。逆に本職の人たちにとっては分かり切った内容なのだろう。そういう意味では、ターゲットが難しい本かもしれない。
    とはいえ、ラストワンマイルを生業とする僕のような人間や、雲を描いて終わりにしていいのかと一度でも考えたことがある人には、読んおく価値があると思う。

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    2015年06月07日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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     読んで良かった。読みものとして面白く読めた。DNSまわりが面白かった。
     脚注、多過ぎ。とても読みづらい。あっち往け、こっち来い。愛が足りない。

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    2011年12月17日
  • インターネットのカタチ もろさが織り成す粘り強い世界

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    インターネットが壊れる状況について網羅した内容だった。
    通常のビジネス本は知らないことがどれだけあるかに価値を感じるが、技術カテゴリでは、知っていることを確認することにも価値がある。そんな感じの本だった。

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    2011年10月30日