南條郁子のレビュー一覧

  • 科学と仮説

    Posted by ブクログ

    読んでて「なんだ公理の話か」と思ってしまったが、この本こそが始祖。相対性理論を知ってると当然に思える話も多いけど、それはこの本を読んで「呪いにかけられた」アインシュタインが作った理論だから。時代を遡って当時の感覚で読まないとその重要さは理解できないかも。

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    2023年02月25日
  • 科学と仮説

    Posted by ブクログ

    遅ればせながら手に取って読んでみました。普段とは違うことを見直したり考えたりすることで普段とは違う視点で考えることができたと思っています。当時の考え方が現代にどのようにつながっているのか、また当時の科学者がどういう課題に直面していたのかがわかる記述が興味深かったです。

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    2022年02月12日
  • 「蓋然性」の探求――古代の推論術から確率論の誕生まで

    Posted by ブクログ

    たしかに言えないことが本当かどうか分からないとき、どうやって判断していたの。確からしさ/尤もらしさをどうやって表していたの。

    中世から近世にかけて(粒度がバラバラなものを並べ立てるけど、)審問、弁論、哲学、歴史、宗教、保険その他いろんな領域で、不確かさをどうやって扱ってきたんでしょうかっていう大風呂敷。

    必ずしも確率で全てを表せない現代でも、確率が生まれる以前の考え方をさらえたのは良かったんだろうな。と勘違いしそうになったけど、そもそも確率ってベイズに限らずかなり主観的なものだと思うので、数字を取り扱う以前に知っておくことなんだろうなって感じ。

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    2021年12月13日