読みました。
残酷な世界史は、惨劇の世界史よりも、濃かったです。
やっぱり「世界史」ってあるだけにわりと中世のことが多いのですが、
「中世はすぐ処刑されるな、しかも苦しむようにされるな。今の時代の日本に生まれてよかったな。」
って思うよりも、
「目立った人は狙われる運命にあるな、幸せに田舎で暮らすの
...続きを読むがいいのかな」
って思いました。
まぁ、世界史なんて貴族社会の歴史だから、そういう人の話ばっか載っていて平民のことは載っていないのは当然なのですが、目立っちゃダメだな、って思います。
どんなに偉い王様でも、捕まったり負けた瞬間、自殺したほうがいい目にあうのだな、って感じます。
現代だとまだマシなんでしょうけど、毒殺多すぎですよ…
結構濃いと思ったのですが、それってただグロ表現が増えてるだけですかね。
文章としては何となく物足りない、やっぱりダイジェストな感じはしましたが、
これ以上細かいところに触れられると残酷すぎて気分を害しかねないので丁度いいかもしれません。
そんな本でした。