こまつあやこのレビュー一覧
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子どものために購入も、面白くて先に読んでしまいました。
日常生活のなにげない場面も、改めて俳句にしてみると新しい発見が色々あるんだろうな。文章も難しくなく、読みやすかった。
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マレーシアから帰ってきて日本の地元の中学に編入したばかりの沙弥。クラスになじもうと必死の彼女だが、一年上のせんぱいにむりやり「ぎんこう」にひっぱりだされて、いつしかいっしょに短歌を詠むようになる。タイトルは、マレーシア語で五七五七七のこと。もうそれだけで勝利、という感じの楽しいひびき。
ちょっとで...続きを読むPosted by ブクログ -
マレーシアから帰ってくる中学生の感覚がわかりやすい。先輩も、同級生も。この時期のきつさはもっと狭量かもとは思うけれど。短歌の感情表出がそれっぽいのがすごい。Posted by ブクログ
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タイトルはマレーシアの言葉で「五七五七七」。話の軸は短歌。
読後感が爽やかな作品。話題が次々展開していくので、一気に読みました。イマドキ中学生の誰もが持つ悩みをよく描いているし、かといって閉塞感のある苦しい空気感ではなく、いろんな人間関係もよく考えられていて、不自然感がない。
短歌、図書室、異文化、...続きを読むPosted by ブクログ -
毎日小学生新聞連載の単行本化。
ノレノレは「ノーレイン・ノーレインボー進学教室」の略。『雨がなければ、虹はない』というハワイのことわざが由来だとのこと。
出来過ぎ感もあるけれど、違和感も感じながら親の考えたレールに乗っかっていた主人公が、塾でいろいろな子に出会って変わっていったところはよかったと...続きを読むPosted by ブクログ -
詳しくは言いませんが、一部分だけ読んでみて全体を読んでみたくなって読みました。この題名も、読む前はなぜか気になりましたが、読んでみて納得です。短歌が
文中に出てくるんですが、読んだ後に思わず口ずさんでしまうようなものばかりで、印象に残りました。おすすめです。Posted by ブクログ -
帰国子女の中学生のサヤ。周囲から浮かないように遠慮がちに過ごしていたが、「督促の女王」先輩から突然吟行に連れ出されてしまう。得意なマレーシア語を使い今の気持ちを短歌にして押し出したら気持ちが良く、どんどん先輩と吟行に引き込まれていく。そして、サヤはお母さんや先輩の昔の吟行パートナーを気になってくる。...続きを読むPosted by ブクログ
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吟行を通じて思春期の少女の友情、微妙な心理を描く。男の子の時計のくだりやムスリムになる話とか面白かった。また、マレー語の入った短歌は意外と良かった。Posted by ブクログ