ハジメテヒラク

ハジメテヒラク

1,265円 (税込)

6pt

4.0

『おはようございます。実況はわたし、出席番号三十三番、綿野あみがお送りいたします。』
ひそかな趣味は脳内実況!そんなわたしがなぜか生け花部に……。2019年度中学入試最多出題作『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』で講談社児童文学新人賞受賞のこまつあやこ氏、待望の2作目。
ユーモラスで爽やかな青春小説!

「あ、いえ、そうじゃなくて、生け花ってふつう……」
女の子がやるものじゃないんですか?
その言葉が喉(のど)から出かかってわたしははっとした。
【実況ってふつう男性がやるもんだろ】
むかし、おとうさんが早月ちゃんに向けた言葉が蘇る。
ダメだ。同じようなことはいいたくない。──本文より。

...続きを読む

ハジメテヒラク のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「周りの反応を気にして当たり障りのない言葉を選ぶより、ヘンテコでも自分の心が生んだ言葉で伝えたい。」

    読後感良い。文量も多くなく、一瞬で読み終わった。実況と生け花の組み合わせがすごくマッチしている。「魅力を引き出すことが実況」と作品の中にあったが、主人公の実況を通して語られる物語世界はまさに魅力的

    0
    2024年01月15日

    Posted by ブクログ

    やっぱり読みやすい。
    小中学生向き。なかなか素直になれなかったり、恥ずかしがったり、強がったりと自分の内側では大変な騒ぎになってるお年頃の子達を思って読むと納得できる。
    そんな子達が前向きになれるように背中を押してるような作品が多く、この作者さん好きだな。

    0
    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    ちょっとの失敗から居場所をなくした綿野あみ。
    でも実況中継が彼女を救います。
    生け花と花のようす、部員とその性格特徴、見方を変えれば、いろいろバラバラなものも案外まとまっていたり。
    作者のこやまさん、『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』もそうでしたが、リズム感がとってもよくて、あっという間に

    0
    2021年11月14日

    Posted by ブクログ

    生花の良さ、実況の奥深さも散りばめられて、最後まで楽しめました。失敗やしんどいことを一つ一つ乗り越えていく姿が大人にも響く良書です

    0
    2021年03月28日

    Posted by ブクログ

    ハジメテヒラク、タイトルのつけかたがとても素敵。
    あみの悩みは中学生らしいなと思った。応援したい気持ちはあっても、応援する方法を間違えちゃうと大変だから。余計なことはしゃべらないように、深く関わらないようにする気持ちはすごくわかる。
    生け花部のみんなに会えて、実況が好きなことも言えるようになってよか

    0
    2020年12月20日

    Posted by ブクログ

    前作「リマ・トゥジュ・リア・トゥジュ・トゥジュ」が結構おもしろかったので、読んでみることにしました。
    小学生高学年、中学生も向けのとても読みやすい本で、サクサク読めてしまいます。
    他の方も感想に書いていたのですが、今回のベトナムや、リマ・トゥジュのマレーシアといい、作者自身が東南アジアに何らかの関わ

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    こまつあやこさんの作品はこれが初めてでした。
    生花を中心に将来のことや友情、恋愛など様々に展開していてとても読みやすい1冊です。

    0
    2022年12月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったー!
    先走った失言で仲間外れになったことのあるあみ。元気づけてくれた従姉妹に脳内実況を進められて。中学生になって入った生け花部の文化祭でのショーで、初めて人前で実況を披露することにして...。
    こんな事言っていいのかな...こんな私受け入れてもらえるのかな...悪いイメージを持たれたらヤダ

    0
    2024年04月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私もこの本の主人公、綿谷あみのように心の中でしゃべっているから共感できました♪
    本を開いてから一日で読み終わり手軽に読めてよかったです。

    0
    2024年03月13日

ハジメテヒラク の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    240ページ
  • 電子版発売日
    2020年08月27日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 児童書

児童書 ランキング

こまつあやこ のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す