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中二の九月に、マレーシアからの帰国子女になった沙弥は、日本の中学に順応しようと四苦八苦。ある日、沙弥は延滞本の督促をしてまわる三年の「督促女王」に呼び出されて「今からギンコウついてきて」と言われ、まさか銀行強盗?と沙弥は驚くがそれは短歌の吟行のことだった。短歌など詠んだことのない沙弥は戸惑う。しかし、でたらめにマレーシア語を織り交ぜた短歌を詠んでみると……。2017年講談社児童文学新人賞受賞作!
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Posted by ブクログ
表紙絵がかわいくて、タイトルがおもしろくて、そして今日はサクサクっと本が読みたくて。 マレーシアからの帰国子女の、女の子が主人公。名前は、花岡沙弥、あだ名はさーや。中2の9月に転入なんて、誰が考えたって大変だ〜 出来上がった友達の中に入るのは緊張する。 さーやと中3の佐藤先輩(女子)の出会いがお...続きを読むもしろい。場所は図書室。なんと2人は、短歌を一緒に詠むパートナーになるのです。俄然、おもしろくなってきた! 私、短歌好きです。詠むのは下手くそだけど。変わったタイトルのヒントは、短歌です。タイトルの秘密は、読み始めで分かります。 さーやの片思いの相手、藤枝くんが給食を食べない、それはなぜ?とか、さーやはお母さんの浮気を疑って佐藤先輩と尾行したりとか、読んでいて飽きない内容。読後感、爽やか。 中学時代って素のままの自分でいることが、とっても難しい。その部分と宗教の違いを受け入れることの難しさも考えられて良かったです。自分の中学時代や中学校に勤務していたころが思い出されました。イスラム教で豚肉が食べられないため、お弁当持参の男子いました。中学校では“いじめが起きないように、起きないように、いじめの芽はつまなきゃ”そんなことがいつも頭から離れなかった。特別支援に異動したとき、違う苦労はあるけれど正直、気持ちが楽になった、これが本音です。
おもしろかった。 マレーシアの帰国子女の主人公が、周りと仲良くしようとして、ちょっと無理したりしながら、がんばる話。 帰国子女じゃなくても、突然知らないところに行かなければならないのは、つらい。そういうのは苦手だから、主人公の気持ちはよくわかる。文化の違いは、国だけじゃなくて、友だちとか学校にもある...続きを読むと思う。 でも、強引な先輩と短歌のおかげで、主人公が変わっていけて、よかった。 それから、マレーシアのことばや習慣が出てくるのも、いい。短歌にはなじみがないけど、マレーシアのことばの入った短歌がおもしろくて、短歌そのものにも興味が出た。 こまつあやこさんのお話は、毎日小学生新聞の連載をきっかけに読み始めた。どれもすごくいいから、みんなにおすすめ。(中2)
タイトルの意味がわかった瞬間、魔法がかかっていました。 2年半のマレーシア滞在から帰ってきた沙弥は、「帰国子女」としてクラスで浮くことを恐れていた。 みんなと違うこと。中学生にとっての大問題を真っ直ぐに楽しく描く。
2018年度の中学入試の国語で多く出題された物語のうち、某塾の先生が最もおすすめする本として挙げていた本。 中学生が主人公のお話なので、おっさんが読んでも爽やかだったーって感じなんですが、こどもにも読ませたいですね。 父親の仕事の都合で一年半マレーシア生活し、中2の9月という中途半端な時期に帰国子女...続きを読むとなった主人公さや。中学生という目立ったら負けみたいな時期に、自分と周りの違いを気にしすぎて悩む姿、周りとの関係から徐々に変わっていく姿、本書のベースになっている短歌をまじえて面白かったと思います。
マレーシアからの帰国子女のサヤが、図書委員の先輩に半ば強引に誘われて短歌の世界へ… 私はこんな爽やかな中学生ではなかったけれど、というか、なかったから?主人公が少し羨ましくなった。 帰国子女や国際結婚、異なる宗教などは私がリアル中学生だった30年前には書かれなかった世界だと思う。 とてもすっきりする...続きを読む読後感ですごく好みだった。中学生の頃の自分の感想を聞いてみたいな。
タイトルはマレーシア語で57577。つまり短歌。周りから督促女王と呼ばれている図書委員の先輩と知り合い、ともに吟行する物語。爽やかな読後感で青少年におすすめできる小説。最近、青少年小説には短歌もの多い気がするな。
タイトルはマレーシアの言葉で、日本語にすると57577。マレーシアから2年半ぶりに帰国して、公立の中学校に転校してきたら、変な先輩に吟行に連れて行かれて、短歌を読むことになる。マレーシアと日本の違いが興味深かった。ついまわりにあわせてしまう国民性や、偏見、そして恋もあり、考えさせられながらもおもしろ...続きを読むく読んだ。
マレーシアからの帰国子女が短歌に挑戦する話。 中学生だった頃「周りに合わせなきゃ」なんて1ミクロンも考えたことのない人間なので、「今時の中学生は大変なんだなあ」と思ったけど、たぶん昔からあったんだろうなー。こういう「打たれる杭になりたくない感」。あの、制服を着ただけで生じる意識の変化や閉塞感はなん...続きを読むなんだろうね?中学時代は黒歴史だわ〜。 という自分語りは置いておいて。 マレーシアという国のおおらかさ、短歌というものの自由さ、中学生の視野が狭いが上の鮮やかな発見、発想の転換など、清々しい作品でした。 個人的には福木はる『ピーチとチョコレート』に近い雰囲気を感じたなあ。青春。 中学生の一人称なので、文体が少しライトすぎる気がしだけど、すぐに慣れます。大丈夫。
2年半のマレーシア生活から戻ってきた中学2年生の女子の日常。日本の学校に馴染めるのかドキドキ。ちょこちょこ出てくるマレーシア語の響きも面白い。
こまつあやこさんのお話は初めて読んだ。司書出身の作家らしいエッセンスが散りばめられている。 中学生〜かな?
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