【感想・ネタバレ】ハジメテヒラクのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かったー!
先走った失言で仲間外れになったことのあるあみ。元気づけてくれた従姉妹に脳内実況を進められて。中学生になって入った生け花部の文化祭でのショーで、初めて人前で実況を披露することにして...。
こんな事言っていいのかな...こんな私受け入れてもらえるのかな...悪いイメージを持たれたらヤダな...という気持ちが、部活の先輩や同級生との触れ合いで前向きになっていく。本当の気持ちを知るための引き算って大事。
七十二候や生け花のことも少し知れて為になる。
軽快な脳内実況とストーリーで、楽しく明るい気持ちで読み切れました。

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2024年04月09日

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「周りの反応を気にして当たり障りのない言葉を選ぶより、ヘンテコでも自分の心が生んだ言葉で伝えたい。」

読後感良い。文量も多くなく、一瞬で読み終わった。実況と生け花の組み合わせがすごくマッチしている。「魅力を引き出すことが実況」と作品の中にあったが、主人公の実況を通して語られる物語世界はまさに魅力的だった。
上に引用したセリフは自分でも見習いたいと思った。「自分の心が生んだ言葉」、何より大切にしていきたい。

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私もこの本の主人公、綿谷あみのように心の中でしゃべっているから共感できました♪
本を開いてから一日で読み終わり手軽に読めてよかったです。

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2024年03月13日

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やっぱり読みやすい。
小中学生向き。なかなか素直になれなかったり、恥ずかしがったり、強がったりと自分の内側では大変な騒ぎになってるお年頃の子達を思って読むと納得できる。
そんな子達が前向きになれるように背中を押してるような作品が多く、この作者さん好きだな。

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2023年10月05日

Posted by ブクログ

ちょっとの失敗から居場所をなくした綿野あみ。
でも実況中継が彼女を救います。
生け花と花のようす、部員とその性格特徴、見方を変えれば、いろいろバラバラなものも案外まとまっていたり。
作者のこやまさん、『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』もそうでしたが、リズム感がとってもよくて、あっという間に読めちゃう。

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2021年11月14日

Posted by ブクログ

生花の良さ、実況の奥深さも散りばめられて、最後まで楽しめました。失敗やしんどいことを一つ一つ乗り越えていく姿が大人にも響く良書です

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2021年03月28日

Posted by ブクログ

ハジメテヒラク、タイトルのつけかたがとても素敵。
あみの悩みは中学生らしいなと思った。応援したい気持ちはあっても、応援する方法を間違えちゃうと大変だから。余計なことはしゃべらないように、深く関わらないようにする気持ちはすごくわかる。
生け花部のみんなに会えて、実況が好きなことも言えるようになってよかった。最後の文化祭での実況は読んでてうるっとした。バラバラ・バランス、それも悪くないのかもしれない。

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2020年12月20日

Posted by ブクログ

前作「リマ・トゥジュ・リア・トゥジュ・トゥジュ」が結構おもしろかったので、読んでみることにしました。
小学生高学年、中学生も向けのとても読みやすい本で、サクサク読めてしまいます。
他の方も感想に書いていたのですが、今回のベトナムや、リマ・トゥジュのマレーシアといい、作者自身が東南アジアに何らかの関わりがあるのでしょうか。
生け花と実況という組み合わせ、前作リマ・トゥジュのマレーシアと短歌の組み合わせといい、なかなか結びつかないものを組み合わせて、多少無理がある展開がありつつも、物語としてかたちづくってしまうのは感心してしまいます。

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2024年01月27日

Posted by ブクログ

こまつあやこさんの作品はこれが初めてでした。
生花を中心に将来のことや友情、恋愛など様々に展開していてとても読みやすい1冊です。

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2022年12月23日

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