こまつあやこのレビュー一覧

  • 雨にシュクラン

    Posted by ブクログ

    皆で約束して傷つけないようにすることや
    甘んじる父親にはじめウエッとなるけど
    常にお天気の日とはいかないのが人生だと
    気を許せるようになるのはいいことだね

    0
    2023年04月29日
  • ノレノレかるた 二人でつくる卒塾制作

    Posted by ブクログ

    立松小春と三津原英(はな)の二人は、別々の小学校に通い目指す中学校も違うが、ノーレイン・ノーレインボー進学教室(略してノレノレ)で出会った無二の親友だ。二人は、小春がパパの要らなくなった名刺の裏に先生や塾生の絵を描き、英がそれに川柳風のキャッチフレーズをつける遊びを始める。そして絵札と読み札を分けて「ノレノレかるた」と名付け、卒業制作ならぬ「卒塾制作」とすることを思いつく。成績トップの市井くんの夢、ムスリムの衣南(いな)ちゃんの夢に触れ、いろいろな出来事を取り込みながら卒塾制作は順調に進む。しかし、小春本人に思いもかけぬ出来事が起こり、卒塾制作は完成一歩手前で頓挫してしまう。小春の中学受験はど

    0
    2022年08月13日
  • ポーチとノート

    Posted by ブクログ

    学生の頃、自分もそんな風に感じたことがあるなぁという気持ちが沢山出てきて懐かしくなりました。母、祖母、親友、それぞれとの関係が素敵でした。

    0
    2022年05月16日
  • ポーチとノート

    Posted by ブクログ

    17歳の高校生のはなし。良かった!こどもがこの歳になったら読んでほしい!

    お母さんとは仲良いけど、話題によっては気恥ずかしくて言えない感じとか、、すごくよくわかります。

    同級生の友だち、図書室のせんせい、ちょっと変わってるじぶんの祖母…
    自分の身近な人がいろんな世代なのはこんなに素敵なことなのかと思いました。

    0
    2022年04月29日
  • ポーチとノート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすくて、すぐに最後まで読めてしまいました!女の子の悩みが沢山詰まってる作品でした。
    私はこの本に出てきたエスペラント語に魅了されて
    本気で調べ始めました。

    0
    2022年04月11日
  • ポーチとノート

    Posted by ブクログ

    いやー、小ネタがちょいちょい入ってて楽しかった!微妙にノートのポエムが短歌っぽいのはこまつさんらしい。やっぱり自分のバックボーンって出るよね。笑笑

    0
    2021年12月06日
  • リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公は中学2年の女の子。
    父親の仕事の関係で二年半シンガポールで暮らし、二学期になって日本のもといた町に帰ってきた。

    帰国子女として浮かないように、周りになじもうとしながら過ごしていたある日、図書室の本を延滞してしまいお知らせを渡される。
    渡しに来たのは『督促女王』と有名な先輩。
    お知らせの紙には、図書室にくるように、と手書きのメモが。
    その日から、2冊目のタンカード(短歌を書くカード)を使った2人のギンコウが始まる。

    シンガポールの言葉でリマは5、トゥジュは7。
    5・7・5・7・7の短歌と、先輩とのギンコウ、1冊目のタンカード、2学期から給食を食べなくなった片思いの男の子、クラスで浮き

    0
    2020年11月02日
  • リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

    ネタバレ 購入済み

    中学入試出題率No.1

    今年の中学入試でダントツ一位の出題率だった作品。講談社児童文学新人賞受賞作品。中学入試問題に使うにしては、ちと軽すぎやしないかと思えるぐらい読みやすく、コミカルな文体。ただ、内容とテーマはとてもいい。少女たちが紡ぐ短歌はまるで俵万智さんのような短歌。日常的な何気ない素材とリズミカルな言葉を巧みに用いた秀作ばかりで、読み手の想像力を大いに掻き立てる。その想像力が思わぬ誤解を招いてしまうことになるのだが…。人種や宗教、年齢、職業にとらわれず、自分らしく生きることの大切さを教えてくれる心温まる作品。

    0
    2019年11月17日
  • リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

    Posted by ブクログ

    2018年度の中学入試の国語で多く出題された物語のうち、某塾の先生が最もおすすめする本として挙げていた本。
    中学生が主人公のお話なので、おっさんが読んでも爽やかだったーって感じなんですが、こどもにも読ませたいですね。
    父親の仕事の都合で一年半マレーシア生活し、中2の9月という中途半端な時期に帰国子女となった主人公さや。中学生という目立ったら負けみたいな時期に、自分と周りの違いを気にしすぎて悩む姿、周りとの関係から徐々に変わっていく姿、本書のベースになっている短歌をまじえて面白かったと思います。

    0
    2019年03月06日
  • リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

    Posted by ブクログ

    マレーシアからの帰国子女のサヤが、図書委員の先輩に半ば強引に誘われて短歌の世界へ…
    私はこんな爽やかな中学生ではなかったけれど、というか、なかったから?主人公が少し羨ましくなった。
    帰国子女や国際結婚、異なる宗教などは私がリアル中学生だった30年前には書かれなかった世界だと思う。
    とてもすっきりする読後感ですごく好みだった。中学生の頃の自分の感想を聞いてみたいな。

    0
    2018年11月05日
  • リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

    Posted by ブクログ

    タイトルはマレーシア語で57577。つまり短歌。周りから督促女王と呼ばれている図書委員の先輩と知り合い、ともに吟行する物語。爽やかな読後感で青少年におすすめできる小説。最近、青少年小説には短歌もの多い気がするな。

    0
    2021年11月24日
  • 雨にシュクラン

    Posted by ブクログ

    メンヘラ父、高校中退、アラビア書道、ムスリム、外国人などなど多様性ネタをこれでもかと突っ込んでいるが、深刻な展開はなく、どこまでも肯定的で安心して読める
    脱落と再生をしっかり描けていた

    0
    2025年11月21日
  • リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

    Posted by ブクログ

    マレーシアからの帰国子女が短歌に挑戦する話。

    中学生だった頃「周りに合わせなきゃ」なんて1ミクロンも考えたことのない人間なので、「今時の中学生は大変なんだなあ」と思ったけど、たぶん昔からあったんだろうなー。こういう「打たれる杭になりたくない感」。あの、制服を着ただけで生じる意識の変化や閉塞感はなんなんだろうね?中学時代は黒歴史だわ〜。

    という自分語りは置いておいて。

    マレーシアという国のおおらかさ、短歌というものの自由さ、中学生の視野が狭いが上の鮮やかな発見、発想の転換など、清々しい作品でした。

    個人的には福木はる『ピーチとチョコレート』に近い雰囲気を感じたなあ。青春。

    中学生の一人

    0
    2025年11月15日
  • リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

    Posted by ブクログ

    2年半のマレーシア生活から戻ってきた中学2年生の女子の日常。日本の学校に馴染めるのかドキドキ。ちょこちょこ出てくるマレーシア語の響きも面白い。

    0
    2025年10月09日
  • ノレノレかるた 二人でつくる卒塾制作

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    続けて読んでいるこまつあやこさん。
    小学生にもスラスラと読みやすい文章、かるたというタイトルから競技かるた(百人一首)をイメージしたが、そうではなく小さな中学受験向けの塾に通う2人が、オリジナルのかるたを作っていくお話だった。

    この作者さんの得意な国際文化交流(イスラム教徒のヒジャブ)のエピソードもさわやか。

    それぞれ思いを持ちながら自分の道を見つけていくのだが、一位の友人が御三家から志望校を変更することを親がそんなにすんなり受け入れられるだろうか、
    中学受験をする主人公の父親が、良くも悪くも自由なタイプはかなりレアだよなぁ。など中学受験のリアリティはやや薄くライトな本でした。

    0
    2025年08月12日
  • リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

    Posted by ブクログ

    こまつあやこさんのお話は初めて読んだ。司書出身の作家らしいエッセンスが散りばめられている。
    中学生〜かな?

    0
    2025年03月17日
  • ハロハロ

    Posted by ブクログ

    うわー、良かった!フィリピン人って前の職場に多かったな。でも私は会話はしたけど、フィリピンのことを知ろうとはしなかった。フィリピンの料理、昔話、家族や国の事情…知れば知るほど面白い。またのの花の頑張りや胸キュンにもくすぐったいような、あったかいような気持ちになる。なんて爽やかな読後感…

    0
    2025年01月13日
  • ノレノレかるた 二人でつくる卒塾制作

    Posted by ブクログ

    毎日小学生新聞に載っていたため知った本。
    「受験」が親の都合になっていないだろうか?
    子どもが自分の足で歩こうとするその意欲をじゃましていないだろうか?
    性別、文化、宗教の違いによる先入観を取り払って認め合うことができたら、きっと自分のことももっと好きになる。
    人生の選択肢や可能性が広がる。

    親が読んでも良い本だと思う。

    0
    2024年12月24日
  • ハジメテヒラク

    Posted by ブクログ

    主人公の心の中が大騒ぎですごく面白かったです。この人の作品はこれが初めてなのですがドハマリしました…!!

    0
    2024年06月27日
  • ポーチとノート

    Posted by ブクログ

    女性が抱く何気ない不安について描かれていました。最終的に明るい感じで話が終わるのでスッキリと読むことができました。

    0
    2024年03月13日