ハーラン・コーベンのレビュー一覧

  • 偽りの銃弾
    本作を読んだ感想としてみんなどういう事を思うのだろう。
    ミステリとしてもよく出来ているが、戦争ってやっぱりこんなにも人の心を破壊するのだなぁというのが最初の感想だ。

    海外ミステリを読む意義とまで堅苦しくは言わないが、日本の作家では書けない話というのはあると思う。数ある中の一つは本作だ。主人公は女性...続きを読む
  • WIN
    人間関係の処理が見事。グレーな結末には思いが残る。ただ、彼女が救出されたときに、彼がメディア等でそれと気づかなかったのかという疑問が。
  • 森から来た少年
    タイトルと小学館文庫ということで、勝手に児童書だと思っていました。読み始めたらなかなかに大人な内容、というか、むしろ大人向け。
    私にとって翻訳ものは、独特のジョークや言い回しに読みにくさを感じることが多々あるのですが、本作はキャラクターも良くてサクサク読めました。
  • ランナウェイ
    上手い。
    でも、殺し屋2人の話だけ違和感がある。
    その人を形造る居場所、信仰と家族について対比するために配置したのか?

    誰を主役視点で読むかで話の印象が違う。
  • 森から来た少年

    続編・映像化前提?

    話がテキパキ進むのと、前回のように人がバンバン死なないのは良かったかなー
    でも、主人公とその周辺の人たちが超人で、やる事全て上手くいくし
    タイムリミットがあっても、サクサク新事実が出てくるので「あと何分」とか出てきてもイマイチピンと来ず…
    結構な生い立ちの主人公が出てくるのに、浅ーい感じで終わ...続きを読む
  • ランナウェイ
    KL 2022.6.2-2022.6.6
    麻薬中毒になって行方不明になった大学生の娘を捜す父親。娘を麻薬中毒にしたろくでなしのボーイフレンドが殺されて、夫婦で捜しに行った先で母親は撃たれて昏睡状態へ。そこから話はどんどん複雑になって、私立探偵や殺し屋がからみ、どうなっていくのかと思ったけど、最後には...続きを読む
  • 森から来た少年
    幼少期から厳しい状況にあった少女
    孤立する少女が繋がりを求めた行動が、事件を引き起こす。
    ただ一人で生きていた森から救い出された少年
    どこにも礎を持たず、深い繋がりを持てない生活
    いつか礎を築くことができるだろうか?
  • ランナウェイ
     ニューヨークに住む裕福な家族の娘ペイジが家を出て麻薬中毒の男アーロンと一緒に暮らしていたが、ある日自宅アパートメントでアーロンが殺されペイジは行方不明になっていた。父親サイモンはペイジの行方とアーロン殺しの犯人を調べ始めた矢先に妻イングリッドが撃たれて重症を負う。

     娘がアーロン殺しの犯人の可能...続きを読む
  • 偽りの銃弾
    殺人事件で夫を失った元特殊部隊パイロットのマヤ。2歳の娘を案じ自宅に設置した隠しカメラに写っていたのは、2週間前に殺されたはずの夫ジョーだった。ジョーの死に潜む謎を追ううちに、マヤは4か月前に惨殺された姉クレアの死、そして17年前のある事件の真相へとたどり着く……。 (概要より)

    料理は嫌い、階級...続きを読む
  • 偽りの銃弾
    どんどん読み進められてしまうページターナー本だったが、結末が思わぬものだった。ヒロインらしいと言えば、そうなのかも。
  • 偽りの銃弾
    殺人事件で夫を失った元特殊部隊パイロットのマヤ。2歳の娘を案じ自宅に設置した隠しカメラに写っていたのは、2週間前に殺されたはずの夫ジョーだった。ジョーの死に潜む謎を追ううちに、マヤは4か月前に惨殺された姉クレアの死、そして17年前のある事件の真相へとたどり着く……。

    著者の作品は、日本初登場の「沈...続きを読む
  • ランナウェイ
    人が死にすぎると思う
    カルトの教義?の説明がしつこい
    しかし私が一番引っかかったのは、麻薬中毒者の娘を麻薬関係者(と言うのか?)の中に探しに行って妻が撃たれたのに、ここはいいからアナタはもう一度娘を探しに行けと夫に言う妻の姉はオカシイと思う
    でも姉だけでなく妹もオカシイよね、この2人
    最後ま...続きを読む