室井舞花のレビュー一覧

  • 恋の相手は女の子

    Posted by ブクログ

    とても生き生きとした文章で、あっという間に読み終わってしまいました。
    女の子を好きになってしまう自分は間違っているんだ…と、誰にも言えず、そんな自分を認められず。
    そんな苦しい思いを、自分が生まれてきた時の性によって強いられてはいけない。
    本の中にも出てくる通り、ある人にはたくさんの特徴があって、その中の一つが性。ゲイだから、ストレートだからってそれがその人の全てではないのだ。
    人が生まれによって差別されてはいけないなら、異性愛者として生まれたなら結婚できて、同性愛者として生まれたなら結婚できない、という日本の現状はおかしいと思う。
    誰にも優しい社会が実現する日は来るのだろうか。

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    2021年04月27日
  • 恋の相手は女の子

    Posted by ブクログ

    2人の笑顔がとっても素敵でした!
    日本もこれからですね、希望が感じられる本✨
    たくさんの人に読んでほしい。まずは家族におすすめします。

    ■人が人を人として
    性別が関係ないんじゃなくて
    人を好きになるのに性別は重要じゃないということ
    -あなたを彩る そのすべてに 私は恋に落ちる

    ■はじめは無視される、つぎに笑われる。そのあとは攻撃の対象になる。そして最後に成功する--.
    少数派が社会を変えようとするときにたどる道
    それでも、最後には成功する!

    ■タヒチでは第3の性がある。
    マフという男女半々の人。白と黒で分けられない性のあり方を広く受け入れているというポリネシア社会。

    ■セクシャルマイノ

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    2020年08月18日
  • 恋の相手は女の子

    Posted by ブクログ

    もしも自分の近しい人が「当事者」だったら、私はどうするだろう、と考えながら読んだ。
    途中に出てきた詩がとても印象に残っている。

    「男としての魅力や
    女としての性的な魅力を否定しているのではなく
    性的な魅力も
    その人の魅力のひとつでしかないということ
    それが大前提ではないし
    それが全てではない」

    「同性が好きという人が必ずしも自分のことをゲイ/レズビアン(バイセクシャル)という帰属意識を持っているわけではない」というのは自分の中で一つ得た知見だった。
    側から見てそうカテゴライズするのではなく、もっというとその人の属性で考えるのではなく、「その人」として付き合っていくことが最適解なんじゃないか

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    2025年01月19日
  • 恋の相手は女の子

    Posted by ブクログ

    セクシャルマイノリティの著者が、体験を交えて書くことで、悩みや戸惑い、周りとの関わりなどがとても分かりやすく書かれていました。他者と自分の違いわ周りの人たちへの配慮など、セクシャルマイノリティだけでない、いろいろな小数派の人への気づかいを考えさせられる本でした。小学校高学年くらいから読めるので、著者と同じように悩んでいる子が読めば、安心できるかもしれないと思いました。

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    2016年10月15日