ダニエル・クラウスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
題名のとおりである。本屋で見かけた瞬間、なんじゃこの面白そうな本はと思い手に取った。というのも最近『白鯨』を読んでクジラに関心があったものだからこの題名と不穏な青色、「タイムリミットは1時間」に惹かれて、私の手は磁石のように本を手放さなかった。
形式は少々変わっており、2〜3ページほどの細かい区切りで構成されていて現在編と過去編を行き来したり連続で現在編が続いたりしている。過去編は「2015」のように西暦が記されているのですぐにわかるが現在編は「3000PSI」が始め連続で続き、何を意味しているのかわからなかったが、その内にわかる。タンクの残りの空気量を示す数値であると。そして物語はこの空気の残量が徐々に減っていくことでタイムリミットが迫っていることを意図している。なんかおしゃれ。
クジラに飲まれた男は、なぜ海を潜ったのか、なぜクジラに飲まれたのか、クジラの中でどういった行動をとったのか、果たして助かるのか。
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Posted by ブクログ
【2026年69冊目】
アメリカのボルチモアにある研究所。イライザはそこで清掃員として働いている。彼女は声を出すことができないが、同僚のゼルダと共に清掃員としてつつがない日々を送っていた。ある日、研究所に運び込まれた生物を目撃したイライザは、その存在に心を惹かれていく。だがギル神と呼ばれるそれが、まもなく解剖を予定されていると知り――。
映画のノベライズ版です。ノベライズ版って、往々にしてがっかりすることが多いと思ってるのですが、今作はそのボリュームもさることながら、読み応えたっぷりの一作でした。
他の方が書かれていた通り、視点がころころ変わるので慣れるまではちょっと読むのが大変です。300ページ過ぎまで読んだものの、一度は読むの止めかけるほどでした。が、せっかくなのでと思い、ページをめくり続けたところ、それ以降は割合するすると読むことができました。
映画で見えている視野とは別の視野で物語が展開されたりするので、映画を見た方ならより楽しめると思います。ストリックランドの過去が壮絶だったこともわかります。それでもやっぱりあんま好きにはなれなかったですけど笑
また映画を見たくなりました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ映画感想。大人のおとぎ話。魚人?と口がきけない女性の恋愛逃亡?劇。こういうの大好きなんですよ…異形もの、異種間愛というとキングコング、シザーハンズ、おおかみこどもの雨と雪、なんかが思い出されまして。監督絶対オタク気質だわ。R-15版なのでそれなりの性描写、暴力描写はあるので注意です。
アカデミー作品賞という快挙ですが、異種間、というより「障害者と性欲」という点を隠さずむしろ太い軸にしているところでしょうか。口がきけない独身女性、彼女の親友の中年ゲイなど、皆魅力的。惜しいのが、お互い惹かれあうシーンのインパクトが薄かったところ。
しかし魚人を助けた博士が最期にあんな…