鈴木悠介のレビュー一覧
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匿名
購入済み人間と人間集団の業
人間と人間集団の業の闇を思い知る作品。読後感に希望がないように感じるが、今の私達の生活が、先人達の試行錯誤の上にあることも理解できるし、「現実」の厳しさも伝えている。また善意であっても、無知であればかえって事態を悪化させ、誰かが無知の代償を払うという教訓がある。
ただ「闇」に光をあてているので、これだけ読んで、性悪説にはまってしまうのはバランスを欠いてしまうと思う。人間には善性もあって、それに支えられて、人類が生き延びてきた事実もあると思う。
そして、自分自身も含めた、「人間と社会の業」を考えるヒントになると思うので、読む価値大。 -
Posted by ブクログ
「歴史総合」というのは、高校の社会の科目で、2022年4月の新しい学習要領に基づいて実施されている科目らしい。高校の地理歴史科に必履修科目として「歴史総合」と「地理総合」という科目が置かれた。「歴史総合」は、18世紀以降の世界と日本の歴史を総合的に扱う科目である。
現代社会を理解するには、現代社会がどのような経緯を経て成立してきたのかを知ることが必須であるが、近現代の日本と世界の歴史を総合的に学ぶことにより、現代社会の成り立ちを理解するために設けられた科目と理解した。
もう相当昔のことになるが、私が高校生の頃にはこのような科目はなかった。私は受験で世界史を選択していたので、世界史は受験勉強の一環としても学んだが、近現代の部分は、大学入試にあまりとりあげられることもなかったために、授業でも、受験勉強でも、流す傾向があったように記憶している。
だから、このような科目が必須科目として設けられたのは良いことではないかと思う。
どの教科書・問題集も同じなのかどうかは知らないが、この問題集では、記述のはじまりを、16世紀に置いている。ヨーロッパで主権国家が成立し始め、また、ヨーロッパ人が海外に進出する「大航海時代」により、世界の一体化がはじまった時期として捉えているためであろう。
高校の教科書・問題集を目にしたのは、高校生以来、数十年ぶりのことであったが、それなりに面白かった。