ピーター・ラビンズのレビュー一覧

  • 物事のなぜ ― 原因を探る道に正解はあるか

    Posted by ブクログ

    なぜなぜ分析という手法はかなり一般的ですが、物事の本質に迫る「なぜ」を考えることは難しいものです。

    物事の因果関係の読み違いやデータ解釈のミスなど、失敗例について整理してくれている本はありますが、「なぜなぜ分析」という手法自体を体系的に整理し、具体的な手法まで落とし込んでくれる本はあまり無かったと思う。

    何か起きた際に、それは「なぜなのか?」
    最初に思いついた「なぜ?」が当てずっぽうでやっていては精度が低い。その精度いかにあげていのか?
    さらに、複数考えられる原因をどのように整理して、いかに真因に迫っていくのか?考えるられる「なぜ」の種類の分類はとても参考になる。

    難しくて理解するのが大

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    2018年02月17日
  • 物事のなぜ ― 原因を探る道に正解はあるか

    Posted by ブクログ

    歴史を通じた学者の思考の変遷。
    哲学や物理、科学など横断的に、
    何をどう考え、発見してきたかをまとめた本。

    ある程度幅広い分野の基礎的教養がないと
    読みづらいでしょう。

    でも逆に基礎知識がある人にとっては
    横断的にものの考え方の変遷が捉えられて
    面白いと思います。

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    2018年01月27日
  • 物事のなぜ ― 原因を探る道に正解はあるか

    Posted by ブクログ

    二読、三読の価値がある本ではないだろうか。

    因果関係をどう解明し、説明するか。
    現在ではそれぞれの学問の流儀により、違うアプローチを取っている、のだろう。
    因果性には複数の意味があり、状況や文化によりその意味も変わってしまう。
    因果関係がそのようなものであるということを踏まえ、本書はいくつかある方法論を精査し、「三面モデル」という多元モデルにまとめ上げた。
    その三面とは、概念モデル、分析レベル、論法モデルだ。
    その問いに応じどのモデル、どの手法を使うか、判断していくというのだ。

    現在は実証科学でないのに仮説検証型モデルで語ることを求められがちだ。
    政治やビジネスで「エビデンスに基づいた議論

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    2019年01月16日