藤原徹司のレビュー一覧

  • あずかりやさん まぼろしチャーハン
    あずかりやさんという着想がすてきですね。正直言って、1話目の「ラブレター」は今ひとつだったのですが、だんだん展開にはまってきて、「高倉健の夢」は楽しかったです。シリーズになっているようなので、ほかのも読んでみよう。
  • あずかりやさん まぼろしチャーハン
    このシリーズは三作品、これまでに読んでいる。

    「桐島君の青春」を読んだとき、とても楽しんだのだけれど、自分の中である程度この物語に対する思いが一段落した感覚があった。
    だから、続編が出たと知っても、読むのをやめようかとも思ったりした。

    が、この巻も、しっかり面白い。
    桐島君は相変わらず物静かで思...続きを読む
  • あずかりやさん
    大山淳子さんの本には穏やかで優しく寄り添ってくれる人が出てきます。現実の世界で、こんな人に出会えたらと思ってしまいます。
  • あずかりやさん 桐島くんの青春
    人間ではないモノ目線で描かれている話もあって、あずかりやさんに来た経緯だとかお店を始めた経緯だとか、あずかりやさんの歴史についても色々なストーリーと絡めながら描かれており、出会いもあれば別れもあるということを改めて感じました。それぞれの話が心温まるハッピーエンドのようであって、だけどどこか寂しさを感...続きを読む
  • あずかりやさん まぼろしチャーハン
    ☆4

    第4弾

    今作もほっこり切なくて、やさしい物語に癒されました(*´˘`*)♡
    表題作の「まぼろしチャーハン」と「高倉健の夢」がとても良かったです❁⃘*.゚
  • あずかりやさん まぼろしチャーハン
    あずかりやさんシリーズの4冊目。
    今回は今までよりもあずかりやさんの登場時間が少なかったように感じました。その分、あずけに行く人ことを手厚く描いているなと思いました。
    あいも変わらずあずかりやさんのまっすぐなところにじーんときてしまいました。なんだか読んでいて心が洗われます。
    まだまだ続いてほしいシ...続きを読む
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥
    穏やかなときが流れるあずかりやさん。見守るものたちの優しい視線が心地よい。この店に持ち込まれたものたちにまつわる物語に今回も引き込まれた。
    なかでも、「かちかちかっちゃん」と「彼女の犯行」がよかった。

    「ねこふんじゃった」「スーパーボール」「青い鳥」「かちかちかっちゃん」「彼女の犯行」
  • あずかりやさん まぼろしチャーハン
    一日百円でなんでも預かる「あずかりやさん」。
    当初20歳そこそこだった店主の霧島も、もう30歳。
    本書の中で、あれよあれよと時が経って少々戸惑ってしまったが、大人になっても芯の部分は変わらない。
    全盲でも、「清く、正しく、美しく」に、更に磨きがかかっているように思う。
    特に今回はホロリとさせられたお...続きを読む
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥
    シリーズの第三弾。
    あずかりやさんを読むと心がすーっと澄む感じがする。
    また心がざわざわした時、きっと次の四弾を、読む。
  • あずかりやさん
     なんとも不思議で素朴、そして温かい物語でした。慈愛に満ちた本書は、小学校高学年くらいからでも十分に読みこなせると思いますし、更に大人も楽しめる深さをもっていると思いました。
     のれん、自転車などをを擬人化し、視点を変えながら語らせることで、読み手に感情移入させ、表現の幅の広がりと深まりを感じさせて...続きを読む
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥
    第3弾

    今作も店主の人柄に温かい気持ちにさせてもらいました。(語り手が予想外だったお話もありました!?)
    「スーパーボール」と「かちかちかっちゃん」がとても良かったです❁⃘*.゚
  • あずかりやさん
    どんなものでも一日百円であずかります。
    ただし期限を過ぎても受け取りにこない場合は店のものとなります。

    そんなお店があったら、あなたは何か預けたいものはありますか?

    幼い頃に目が見えなくなり、いつも点字本を読んで過ごす店主と訳あって様々なものを預けにくるお客さんたちとの日々を、店ののれんやショー...続きを読む
  • あずかりやさん
    この物語では店主目線は語られない、だからこそ語り手から店主の人物像がえがかれるのだがこの時何を思っていたのか、何を感じていたのかは本当のことは誰も知らないだからこそ想像し語り手と同じように見守るような気持ちで読みました。読むと優しくなれるおススメの小説です!
  • あずかりやさん 桐島くんの青春
    第2弾

    前作で登場した文机やオルゴールが、あずかりやさんにやって来た経緯や店主である桐島くんの過去を知ることができました。
    「海を見に行く」がとても良かったです❁⃘*.゚
  • あずかりやさん 桐島くんの青春
    オルゴールの話と、桐島くんの学生時代の話がよかった。一巻でおなじみの文机やオルゴールが、どうやってお店に来たのか、彼ら自身の目線で語られるのが面白い。物を大切にしたくなる。
  • あずかりやさん 桐島くんの青春
    あずかりやさんの過去があかされる続編。
    ゆったり読めるのは、そのヒトがいい人すぎでもなく、悪人でもなく、目の前のものに(たとえ見えなくても)真摯に向き合っていくからなのかな。
    預りモノや同居モノの独白も趣がある。
  • あずかりやさん 桐島くんの青春
    最後の「海を見に行く」で、店主があずかりやさんを始めるまでを知ることができた。
    石永さんや河合さんとの話が、まさに青春だなぁとちょっと切なくて微笑ましい。
    西野くん、その後のお話に登場してたりするのかな。
    だったらちょっと嬉しいかも。
    なんだか、ああいうキャラって好きなんだよね。
    そういえば、「トロ...続きを読む
  • あずかりやさん 桐島くんの青春
    悩んでもがいてそれでも頑張って生きていく人達があずかりやさんに気持ちの整理をつけるためにあずけにやって来るんでしょうね
    それぞれが前を向いて歩いて行こうとするのでほんわかとして癒されます
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥
    あずかりやさんには本当に様々な理由で物を預けに来る人達が来ますね
    そしてそれを静かに淡々と 
    でも丁寧に預かってくれる店主がいるからお客さんは救われるんですね
  • あずかりやさん 彼女の青い鳥
    店主や語り手の物や動物より、
    あずかりやさんにあずける人の話が
    かなりの部分を占めている気がする第3巻。
    ただ話を読み進めると色んな伏線を
    回収していくのが個人的には
    すっきりして好きだし、あちこちに
    そういったのを見つけるのも楽しかった。
    そしてシリーズを通して大きな事件が
    おきたり、すごい悪いや...続きを読む