熟語や、ことわざ、ビジネス用語が一つの文庫サイズにまとまっていることはうれしいが、収録する単語に、方向性がないような気がしました。
英語だと利用頻度だとか、前後の単語から、次の単語がくる比率だとかを The Open American National Corpus のような統計的な手引きがあったらと
おもいました。日本語にはそういうのはないのかも。
類語や用例などももっとあったらと思ってしまいます。字はもっと小さくてもいいし、２４０頁ではなくても、１０００頁ぐらいあってもよいかもとちょっとおもってしまいます。頭出ししていただくと、その関係の語彙について一覧や傾向などの類語反意語などがほしくなりました。
第１章に、語彙力のコメントがありましたので、以下にご案内します。
・言葉のバリエーションは多いほうがいい。
・ビジネスには、ふさわしい表現がある。
・語彙力の欠如はメールでばれる
・稚拙な表現では、社会人といてのレベルを問われる
・四字熟語・ことわざ・慣用句を効果的に使う
＜思ったこと＞
おなじ意味の言葉を別々にいて、言葉が重ならないようにする
ビジネスの相手がわかるように平易な言葉をつかう
気にてらわず、誤解の生まないようにはっきりとした表現を使う
その単語の意味通りに用いることを意識する、単語の意味を厳密にとられる、汎用性のあることばであれば、コメントする
ビジネスに、四字熟語・ことわざ・慣用句はあまりつかわないよな
と思いながらみていました。
目次は、以下の通りです。
はじめに
第１章 仕事で評価される語彙力の養い方
第２章 今さら誰にも聞けないビジネス用語
第３章 プレゼンや商談で使うと効果的な言葉
第４章 知っておくと得するビジネス用語
第５章 時代の潮流として知っておきたい言葉
第６章 ビジネスの現場でよく使われる言葉
第７章 できる人が使っていることわざ・慣用句
第８章 決め言葉に閊える四字熟語
