平尾誠二・惠子のレビュー一覧

  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    (2017/12/17)
    ラグビーは個人競技の部分が圧倒的に多い

    2016年10月20日の訃報から早一年。
    平尾誠二が癌と闘っていたことも知らなかったし、
    その闘病にips細胞ノーベル賞学者の山中伸弥博士が寄り添っていたことも知らなかった。
    この本は、その経緯を教えてくれている。

    私にとって平尾は、
    同志社が学生3連覇を決めた慶應との決勝戦の印象が強い。
    スローフォワードの判定で慶應が逆転勝利を逃した試合。
    そして神鋼の7連覇。三連覇目の三洋戦のウイリアムスの逆転トライは痛烈。
    さらには日本代表。選手と監督と。
    監督として苦労したことの印象が強い。
    神鋼GMとしてはあまり印象はない。一度講

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    2024年06月09日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    恥ずかしながら、私はお二人を存じ上げませんでした。
    普段はテレビ自体もあまり観ないので、世間に疎かったからです。
    そんな私がこちらの本を読んだのは、職場の方がオススメしてくださって、さらに貸してくださったからでした。

    結果から申し上げると、たくさんの気づきを教えてくれた本です。
    特に印象に残っているのは、チームプレーについての話でした。
    平尾さんが『チームワークは助け合いではなく、個人が責任を果たすこと』とおっしゃってて、私の中ですとんと納得できたんです。

    私の職場では、常に助けが必要な職員がいて、そして誰か助ける人がいないと回らないところです。これまでは、うまくフォローできているのだから

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    2025年06月13日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    異なる分野で活躍されたお二人が、深い友情を育まれたことが伝わってきた。40歳を過ぎてからの出会い〜闘病に至るまで、本当に濃密な時間だったのだなと思う。辛い場面も多々あっただろうけれど、家族ぐるみのお付き合いまでされていて、羨ましい関係性。
    お互いを尊敬できるお二人だからこその絆だと思うけれど、飾らない人間性が垣間見えるところもあり、興味深く読んだ。
    これからも「友情」がずっと続いていくんだろうな。

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    2024年04月01日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    自分のモチベーションが上がる1冊だった。
    人として魅力的な2人でこういう大人になりたいと思った。

    2人で語り合ったことも記されていた。
    アメリカと日本の違いや昨今の若者のマインドなどネガティブなことを踏まえ、
    その中で結果を出すために自身がどうあるべきか、どうすれば周りが動いてくれるかを考えて2人とも行動をしていて、
    日本のトップに立つ人の志の高さを感じた。

    分野は違えどもマインドが似ているから、意気投合したのだと思う。

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    2022年11月19日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    本書は、ミスター・ラグビーと呼ばれ、2016年に53歳で死去した平尾誠二氏と、ノーベル賞学者の山中伸弥氏の交流・友情を記したノンフィクションである。2017年に出版、2021年に文庫化された。
    目次・内容は、以下である。第1章:平尾誠二という男・・・山中伸弥、第2章:闘病―山中先生がいてくれたから・・・平尾惠子(平尾誠二夫人)、第3章:平尾誠二×山中伸弥「僕らはこんなことを語り合ってきた」
    平尾氏は、伏見工業高校で全国大会優勝、同志社大学で史上初の大学選手権3連覇、神戸製鋼で日本選手権7連覇を成し遂げ、史上最年少(19歳4ヶ月)で日本代表に選出、日本代表キャップ35、日本代表監督、及び神戸製鋼

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    2022年08月04日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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     若くして世を去った人は、美化されがちなものです。
    まして、ものすごくカッコよかったひとは特に。

    「人を叱る時の4つの心得」は、スポーツの関係者でなくても、納得できるものばかりです。

    ・プレーは叱っても人格は責めない
    ・あとで必ずフォローする
    ・他人と比較しない
    ・長時間叱らない

     ノーベル賞受賞者と、ラグビーの申し子のような平尾さんの接点がなんなのか以前からわからずにいましたが、この本でよくわかりました。
     まさに友達。まさに友情。そんな感情が、二人の間に流れていたことがよくわかります。

     「男の切れ味」を読んでみたくなりました。

    ふたりとも、同じ本を読んでいたのが不思議です。友達

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    2021年08月09日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    社会に出て気づいたのは気の合う友人を作るのは思いのほか難しいということ。
    そん中でラグビーという繋がりはあったものの別の世界で活躍する2人が大人になってからあそこまで親しくなれたのは利害を抜きにしたシンパシー的な何かを感じたのだと思う。
    作中の人柄を通じて第一線で活躍できる所以をし少しだが読み取れた。
    特に山中先生の平尾さんへの深い優しさには胸が打たれた。
    コロナ禍で人との繋がりが希薄になっているこんなご時世だからこそ、2人の友情は羨ましく思えたし、友人は大切にしようと改める機会にもなった。

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    2021年06月29日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    やはりどんな世界でも一流の人間は、人としてのあり方が美しい。
    一流のお二方の心のやり取りに、涙なしに読むことはできない。
    今後も読み返すことになるだろう。

    お二人の対談の中の組織論も個人的には学びがあった。

    人を叱る時の4つの心得
    ・プレーは叱っても人格は責めない。
    ・あとで必ずフォローする。
    ・他人と比較しない。
    ・長時間叱らない。

    平尾「いちばん素晴らしいチームワークは、個人が責任を果たすこと。それに尽きるんですよ。
    山中「なるほど」
    平尾「そういう意識がないと、本当の意味でのいいチームはできない。もっと言うと、助けられている奴がいるようじゃチームは勝てないんです。」
    山中「それはそ

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    2021年02月19日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    開始50ページ持たず、思わず涙が出そうになる。テレビでは紳士的で穏やかな印象の山中先生が、シャワーを浴びながら嗚咽するシーン。その人の事を考えて泣けるというのは、それこそ、友情なのだろう。その後、先生は友を救う為に、人脈を駆使し、出来る限りを尽くす。

    民間療法にさえ、すがろうとした平尾誠二の妻。その民間療法には科学的根拠が無いと止めさせた山中先生。止めさせた行為が心無いと夫婦喧嘩をする先生の奥さん。治療法は、全て山中先生を信じるとした平尾誠二。このエピソードが一人ひとりを象徴しているようだ。

    最後の約束は、守れなかった。しかし、守るために尽くした事に意味があるのだろう。

    世の中は理不尽が

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    2021年11月28日
  • 友情 平尾誠二と山中伸弥「最後の約束」

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    涙無しでは読めなかったです。
    平尾家の家族写真が印象に残りました。
    とても幸せそうで、素敵な写真だった!
    平尾さんの言葉、もっとききたかったなと
    思います。すごくカッコいい。

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    2021年03月10日