平尾誠二・惠子のレビュー一覧
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(2017/12/17)
ラグビーは個人競技の部分が圧倒的に多い
2016年10月20日の訃報から早一年。
平尾誠二が癌と闘っていたことも知らなかったし、
その闘病にips細胞ノーベル賞学者の山中伸弥博士が寄り添っていたことも知らなかった。
この本は、その経緯を教えてくれている。
私にとって平尾...続きを読むPosted by ブクログ -
平尾さん人間力あり素晴らしい人だった事が分かりました。
今日のラグビー人気、低迷期での提案が花開いたのでしょう。
人としての振る舞いが記載してあり、身になったPosted by ブクログ -
ラグビー元日本代表監督、故・平尾誠二氏とノーベル賞学者、山中伸弥氏の友情を描いた前作「友情」の続編。今回は山中氏は冒頭にのみ登場し、それ以外は平尾氏と主にラグビー関係で親交のあった方々が平尾氏との想い出について語り、最後にご家族の方の手記で締める、という構成。
どの方も口を揃えて「平尾氏は気配りが素...続きを読むPosted by ブクログ -
友情1の別バージョンの感あり。
内容はとても良かったので、お勧めです。
平尾さんを、現役で、或いは誰かからの話などで、ご存知の方が読まれると思うので、友情1から読んでも、2から読んでも、順番は関係ないかと思われます。
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天才・平尾誠二の友、ノーベル賞受賞の山中伸弥氏が編者となって作られたこの作品は、彼への鎮魂歌でもある。2019年の今、平尾誠二とワールドカップ日本大会を見たかった。Posted by ブクログ
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異なる分野で活躍されたお二人が、深い友情を育まれたことが伝わってきた。40歳を過ぎてからの出会い〜闘病に至るまで、本当に濃密な時間だったのだなと思う。辛い場面も多々あっただろうけれど、家族ぐるみのお付き合いまでされていて、羨ましい関係性。
お互いを尊敬できるお二人だからこその絆だと思うけれど、飾らな...続きを読むPosted by ブクログ -
自分のモチベーションが上がる1冊だった。
人として魅力的な2人でこういう大人になりたいと思った。
2人で語り合ったことも記されていた。
アメリカと日本の違いや昨今の若者のマインドなどネガティブなことを踏まえ、
その中で結果を出すために自身がどうあるべきか、どうすれば周りが動いてくれるかを考えて2人...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は、ミスター・ラグビーと呼ばれ、2016年に53歳で死去した平尾誠二氏と、ノーベル賞学者の山中伸弥氏の交流・友情を記したノンフィクションである。2017年に出版、2021年に文庫化された。
目次・内容は、以下である。第1章:平尾誠二という男・・・山中伸弥、第2章:闘病―山中先生がいてくれたから・...続きを読むPosted by ブクログ -
それぞれの方が語るエピソードが見事に補足しあいながら、平尾さんの人柄を知れる素晴らしい一冊です。
平尾さんは、「類は友をよぶ」という言葉通りの人生を歩まれたのだな、とよくわかります。そして、本当に気遣いの人。
平尾さんのご家族についての言及もあるので、巻末に載せられている平尾さんのご家族の寄稿をまず...続きを読むPosted by ブクログ -
慶応戦のトライさせろ、という戦略は戦慄もの。
有名な話なんでしょうが、当方初めて知った次第。
このエピソードだけでこの本を読む価値あり。
天才とはかくあるもの。Posted by ブクログ -
若くして世を去った人は、美化されがちなものです。
まして、ものすごくカッコよかったひとは特に。
「人を叱る時の4つの心得」は、スポーツの関係者でなくても、納得できるものばかりです。
・プレーは叱っても人格は責めない
・あとで必ずフォローする
・他人と比較しない
・長時間叱らない
ノーベル賞...続きを読むPosted by ブクログ -
社会に出て気づいたのは気の合う友人を作るのは思いのほか難しいということ。
そん中でラグビーという繋がりはあったものの別の世界で活躍する2人が大人になってからあそこまで親しくなれたのは利害を抜きにしたシンパシー的な何かを感じたのだと思う。
作中の人柄を通じて第一線で活躍できる所以をし少しだが読み取れた...続きを読むPosted by ブクログ -
やはりどんな世界でも一流の人間は、人としてのあり方が美しい。
一流のお二方の心のやり取りに、涙なしに読むことはできない。
今後も読み返すことになるだろう。
お二人の対談の中の組織論も個人的には学びがあった。
人を叱る時の4つの心得
・プレーは叱っても人格は責めない。
・あとで必ずフォローする。
...続きを読むPosted by ブクログ -
レジリエンス 対応力 という言葉を
知りました。
生き方、立ち回り方が
すごくかっこいい。
周りにいた方々が平尾さんの
人柄を紹介したような
どのエピソードも
涙なしには読めませんでした。
ラグビーとは縁も無かったけど
名前は知っていた、そんな存在でした。
W杯でラグビーに惹かれて
この方、こ...続きを読むPosted by ブクログ -
平尾誠二という稀代のラガーマン。その人間性の深さに圧倒されっぱなしでした。これだけの人に慕われ、想われ、愛された人物はこれからもなかなか現れないでしょうね。彼と同じ時代を過ごすことができた、その幸せを噛み締めながらもう一度じっくりと読み直しています。
電車内で読んでいたので、涙を我慢するのが大変でし...続きを読むPosted by ブクログ -
美意の按配「起こった事全ては天の配剤である」と言う寓話
平尾さんが亡くなった時、親しい友人から思い出すことが最大の供養だよと言われました
平尾誠二の魅力の根底にあるのは、人に対する飽くなき興味だと思います。人が好きで、どんな人にもきちんと向き合い、よく観察されていました
何かと頼まれたら、とにかくス...続きを読むPosted by ブクログ -
前作も読みましたが、前作は山中先生と奥様を中心に纏められたものでしたが、本作は、平尾さんのお子様や、平尾さんと長くお付き合いをしていた方々のお話しを元に構成されており、これも感動させられました。
やっぱり平尾さんは偉大な方だったんだなぁ、としみじみ感じました。どの話も良かったけど、高校時代の恩師の山...続きを読むPosted by ブクログ -
惜しい人を亡くした。非常に悲しい。人間万事塞翁が馬とは。人は2度死ぬと書いてあるが、平尾さんは、2度目死ぬのはずいぶん後だろう。ひょっとしたら2度目は死なないかもしれない。そう感じる方だと分かる本!Posted by ブクログ