大治朋子のレビュー一覧
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ナラティブについて、色々な角度から述べられた書。それぞれについて、様々なソースから情報を得て書かれている。ナラティブの使い方?共感の仕方?について、恐ろしさを感じた。Posted by ブクログ
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MRAPや軍病院などゲーツさんの自伝で見た懐かしい単語が出てきた。現場でのあるいは帰国してからの米兵の苦しみが生々しい。外傷性脳挫傷TBIは初めて知った。実際に対テロ戦争の現場を取材してIED攻撃を体験しており、その話も面白い。Posted by ブクログ
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アメリカメディアに関するレポート。主にジャーナリズムについて書かれているが、ビジネスモデルを考えるために読んだ。
・紙は衰退しているが、ネットではニュース需要は高まってる
・質の高いニュースはお金を払ってもいい
・メーター制は課金の手段の一つ
・ローカルに特化は有効
・広告依存は危険(Webプラット...続きを読むPosted by ブクログ -
2008年金融危機以降,広告が激減して経営が厳しいアメリカの新聞業界。若者の新聞離れも進むなか,ジャーナリズムを守りつつ生き残りを図るにはどうするか。その取り組みを丹念に取材。
市民の感覚や寄付文化の有無,地方紙の役割など,業界を取り巻く環境は日米で大きく異なるが,アメリカの模索は来るべき日本の新聞...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカの紙メディアの苦闘がよくわかる
ただ、宅配制度がある日本とは
状況はかなり違うが…
「メディア」と大層な題だが
放送に触れられていないのは不備ですよ
4.1点Posted by ブクログ -
マスメディアに身を置く筆者が、アメリカのメディア媒体担当者へのインタビューを通じて、ニュース・メディアで起きている事象や今後の方向性についてまとめられた書籍。Posted by ブクログ
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読みどころは、4章と5章。
データ集積・データバンク化。
生活の質の向上。
調査報道のしたたかな継続。
とはいえ、記者クラブ制度や広告タブー、そういったものを抱えた、日本の大新聞に所属する筆者。
アメリカでは、ジャーナリズムの木はたえてなくならない、と言われても。
きちんと、毎日新聞に...続きを読むPosted by ブクログ -
米軍はあれだけベトナム戦争で苦労したのに2007年になる直前まで不正規戦、戦闘員と非戦闘員との区別がつかないような戦いを行うマニュアルもなかったそうだ。しかし、地元の役に立ち、住民の支持を受けながら戦いを終わらせると言うが、頼んでもないのにテロ撲滅という題目でやってきて戦争を始めて勝つことなど、どう...続きを読むPosted by ブクログ
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長いと感じましたが、これぞジャーナリストのカガミと思わせてくれる。しっかりた視点があり、ひとりよがりも無く、正確なレポート。独断もなく、分析力もあり、的確にアメリカの現在を呼んでいると思う。
対テロ戦争がどのようなものであるかよくわかった。Posted by ブクログ