松下佳男のレビュー一覧

  • ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉

    Posted by ブクログ

     不世出の天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスのインタビューを集めたもの。
     2010年に出版された書籍の文庫化になる。
    「ADLIB」誌と「SWING JOURNAL」誌に掲載された全インタビューの他、BBCラジオでのインタビュー、「ギター・マガジン」でのインタビュー等が掲載されている。
     彼の終焉間近での奇行等がスキャンダルに喧伝されていたこともあり、インタビューも支離滅裂な内容なんじゃないか、と思う人もいるだろうけれど、内容はその全く逆。
     どこまでも真摯に、どもまでも誠実に答えている彼がここにいる。
     似たような質問が各インタビューで何度か繰り返されることもあるが、そんな質問

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    2018年01月04日
  • ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉

    Posted by ブクログ

    ジャコ・パストリアスという天才ベーシストの音楽と人生を各種音楽専門誌に掲載されたジャコのインタビューを中心に構成したドキュメンタリー。

    ジャコの音楽のバックグラウンド、特異な音楽世界、そのテクニックなどが余すところなく、記述されている。巻末にはジャコ・パストリアスの年表とディスコグラフィを収録。

    自分がジャコという天才ベーシストの存在を知ったのは、ウェザー・リポートの傑作アルバム、『ヘビー・ウェザー』と『ブラック・マーケット』の2 in 1カセットだった。当時はベースと言えば、リズムセクションの一つで、バンドの中でも縁の下の力持ちという日の当たらない存在だった。ところが、ジャコのベースはサ

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    2016年04月23日
  • ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉

    Posted by ブクログ

    「ジャコパストリアスの肖像」他の彼のCDを聴きながら読んだ。これまで以上にジャコはすごいと感じた。
     ジャコがデビューした頃、そのベースを弾いている姿があまりにもかっこよくてその弾いてるマネがしたくて国産の安物のベースを買って鏡の前でポーズをとったりとあほなことをしていたが、それほどそそられたのだ。 
     ジャコが表紙となったり、記事となることの多かった当時のジャズ系の音楽誌を何冊か持っていたのに処分したことが悔やまれる。
     ジャコがインタビューに答える一言一言に興味があるが、一番知りたかったのは30数年前に日本に来た時の不可解な行動とその後の破滅的な人生。
     天才ベーシストに何が起きていたのか

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    2016年11月02日