岩本武範のレビュー一覧
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テーマがとても秀逸な1冊。
・「つまんないやつ」「友達が少ない根暗」とは思われたくない
・「絶妙なポジション」に行くための方法
・話すのが上手になるではなく、複数いる場での会話術
が脳科学に基づいて解説されている。
○話しずらい原因は、「脳の処理能力」
新しい脳=前頭葉
→活性化されていれば、場の空気を読んだり相手に適切な反応ができて「発言」できる
古い脳=大脳辺縁系
→活性化されれば、気の向くままに話し場の空気を壊すか、ムスッと黙り込む
○否定語を発したり相手を気付ける言動は、相手の古い脳を活性化
①話を振ってもらう
1番手から見て左前に座る。1番手の真横(特に右)は避ける。
対角線上 -
Posted by ブクログ
マーケティングの一環で行うインタビューの中で、4人以上になると途端に参加者の口数が少なくなるケースが非常に多いことに興味を持ち、研究を重ねた著者の持論が展開される、大人数の中で「話せない」から脱出して「あんまり話さない暗めなやつ」と思われなくなるところをゴールとした本。饒舌に喋り倒してその場を回す(ときに独りよがりと非難される)「一番手」ではなく、「ずっと喋ってるわけじゃないけど黙ってもいない、皆が話したいと思うような存在感のある、ちょうど良い二番手」を目指す。
新書の常ではあるが、キャッチーなタイトルの割にはそこまで目から鱗なテクニックはなく、とにかく前頭葉(=新しい脳、理性を司る)を活性化 -
Posted by ブクログ
会話を無難に済ませるという目的に対して、脳科学からアプローチした作品。
脳には「新しい脳」と「古い脳」がある。
前者は理性をコントロールし、後者は感情的な反応を示す。前者を優位に働かせることで冷静に行動・発言できる。具体的には前頭葉が「新しい脳」にあたり、ここをどう刺激していくかが重要である。同時に「古い脳」を活発化させないように。例えば、他人の悪口などネガティブな発言は「古い脳」を刺激してし、感情的な思考・発言が助長されるので要注意。
前頭葉を刺激する手段は多数記載されているが、特によいなと思った方法は「指回し」である。某京大学での研究によると、前頭葉が刺激され読書スピードや計算スピードが -
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ネタバレ4人以上になると会話が弾みにくくなるのは
「脳の処理能力」のためである。
会話中に働いている脳の部分は「新しい脳」の前頭葉。
反対に感情を司るのは「古い脳」
会話中にうまくしゃべれなかったり
悪口を言っていると
古い脳が活性化されてしまう。
まずは話しているグループの中で
2番手になることが大切であり
話を振ってもらうようにするには
・1番手から見て左側に座る
・1番手の真横は避ける
・たまに席を外す
・オレンジと茶色の服は避ける
話を振ってもらったときには
会話脳をスタンバイさせておくこと。
・前頭葉を活性化させるために前頭葉を
意識するとプラシーボ効果がでる。
・手のグーパーを繰り -
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ネタバレp33
人は情報が多すぎると脳の処理が追いつかず、パンクしてしまう。このことは科学的に確認されているのです。
→4人以上で話せないのは、ふつうのこと。気張ることは無い。
p42
脳は刺激されることで活性化される。
→がんばろう。
p48
会話中に働いているのは、脳の中でも前の方に位置していて、言語や思考をつかさどる前頭葉という部分。
→ここを刺激する。
p52
新しい脳が古い脳より優位に働いていれば、感情に流されず冷静な判断ができるのです。
→常に前頭葉刺激。その方法は。。
p54
開口一番、いや、違う、そんなこと言ってもというのは避けましょう。
→古い脳が刺激される為。
p57
悪 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルはおもしろい。私自身も心当たりがある。
インタビューした人からいかに話を聞きだすかという点については著者の経験もあって説得力がある。しかし、特に後半はその他諸々が多すぎ。食べ物とか飲み物とか、ありがちな話になって少々萎えた。著者の経験からの話だけでは本1冊分に足りなくて、巻末の参考書籍から同系統のネタを拾ってつなぎあわせて1冊に作り上げたかなぁ。
それに、さて本題、という流れなのに、余計な話を割り込ませて肝心なところがかなり後になって出てくるという展開がある。クライマックス前にCMが入って、CM後に違う話が長々と入り込むTVの構成と同じで不愉快なんだよね。編集にセンスがない。
それから