スーザン・イーノックのレビュー一覧

  • ブリジャートン家短編集2 レディ・ホイッスルダウンからの招待状

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    レディホイッスルダウンの社交界新聞の記事を冒頭にして、第1巻と同じ作家たちが同じ日、同じイベントを軸に4組のカップルのロマンスを描いている。アンソロジーなので、4つの短編のどれにも主人公たちが交差し、すれ違い、言葉を交わす様子も楽しい。 最初の短編、ジュリア・クインの「ファースト・キス」が印象に残る。ロマンス小説王道の裕福で主人公をまどわせるほどの強引さを持つ男性ではなく、(もちろん見た目はハンサムだが)結婚持参金をあてにしなければならない男性を主人公としていて興味深い。

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    2024年09月13日
  • 唇泥棒にご用心

    Posted by ブクログ

    面白かった!けど、前半は少し主人公の心の動きがもどかしい!
    サリーももう少しグイグイやってくれてもいいよね⁈


    内容(「BOOK」データベースより)
    サリヴァンには二つの顔があった。名高い馬の繁殖家としての昼の顔、そして貴族の邸宅を狙う怪盗としての夜の顔。彼は父の侯爵が人手に渡した画家だった母の遺品を取り返してまわっているのだ。ある日サリヴァンは盗みに入ったチャルジー邸で、令嬢のイザベルに見つかってしまう。悲鳴をふせぐため彼女の唇を奪うサリヴァン。それはイザベルにとって初めての口づけだった。翌日馬の競りの会場で、思わぬ形で再会を果たした二人は…ベストセラー作家が贈る感動のリージェンシー・ロマ

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    2012年11月26日