庭野日敬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実家の父が入院中に持っていた本
初版が昭和63年なのに
まったく古さを感じない。
世の中の原理原則は変わらないんだなと
あらためて実感した。
また、時間の流れやエントロピーの法則は、
こんな昔から言われていたとは驚いた。
自分と一体になっているものについては
なんとも思わないが離れると不快になる。
どれだけ自分と一体かを感じられるだけで
そのものに対する思いが変わる。
髪の毛や排泄物の例をあげていてなるほど
と思った。子供もいい例だな。
また見えないものの大切さ、この例もわかりやすい。
ある少年が崖に咲いている花を取ってほしいと頼まれる。
その花は崖の下にあるので、学生がタスキを持っていて