デビッド・クラークのレビュー一覧
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成功の定義とは
「愛されたいと望む相手から愛されること」
製品の不変性は収益の不変性に等しい。変える必要のない製品を保有する会社は利益を全て刈り取ることができる。
投資する価値のある会社は
予測可能な未来を持つ既存の優良企業のうち、何とか修正が効く経営上のミスによって一時的に株価が下落している会社や、産業全体を覆う不況あるいは弱気相場によって株価が下落している会社。
強欲の僕となるのではなく、強欲の主人となれるのなら、強欲は素晴らしいものである。強欲の欠片くらい持っていなければ金持ちになどなれないからだ。しかし過剰な強欲は嫉妬を芽生えさせる。嫉妬は決して満たされる事のない渇望です。
他 -
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Posted by ブクログ
ネタバレわれわれは市場や金利や景気の一年後について意見を持ったことはない。現在も持っていないし、将来も持つつもりはない
会計はビジネスの言語だ
ビジネスが好調なら、やがて株価もついてくる
成長に大量の資本を必要とするビジネスと、成長に資本を必要としないビジネスでは、天と地ほどの差が存在する
変える必要のない製品を保有する会社は、利益をすべて刈り取ることができる
ウォーレンは狙った株が割安になることを待つこともしない
経営者によるコストの把握が徹底されていない会社を、あなたはどう思うだろう
愛と敬意を与えよ、さすれば、愛と敬意を与えられん。これは人生を成功へ導く第一歩である
あなたは動か -
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Posted by ブクログ
グレアムの割安株投資を理解したうえで成長株投資を学ぶのならば読みやすいしベストの一冊と言えるでしょう。
内容的にもあまり詰め込み過ぎていないのでバフェットを知るにはバフェット入門と同様にオススメできます。
いくつか気になる点のひとつにP.128からROTC(総資本利益率)の説明に入りますが
純利益÷総資本
をROTCと呼ぶが
総資本=総資産と金額としてはバランスされるはずだから
ROTC=ROA
になるだろうしROAの方がメジャーな指標だからこちらを用いるべきだと思う。
もしかしたら
総資本=純資産+有利子負債
なのかも知れないがこの本ではそこまでの説明は省かれているので推測す -
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
ビル・ゲイツと並ぶ世界的な株長者となったバフェットの選別的な逆張り投資法とは、下降相場を徹底的に利用したバリュー投資であり、本書ではそれを具体的に詳しく解説している。
バフェット自らが実践した財務データの利用法をはじめ、有望株の買い時と保有株の売り時を判断する基準や方程式が順を追って述べられている。
さらに最近のバフェットの投資企業の分析、ほとんどリスクをとらないで利益を上げるアービトラージ手法なども参考になるだろう。
どのような株式相場の局面にも対処できるロードマップ(道路地図)、それが本書で解き明かされるバフェット流の株式投資法である。
[ 目次 ]
バフェットはどのように -
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Posted by ブクログ
「永続的な競争優位性をもつ優良企業に長期にわたって投資する」ことがバフェットの投資術。
そのような企業を見つけるための財務諸表を読み方、という視点から書かれています。
損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の読み方について、永続的な競争優位性をもつ優良企業を発見するためにどういう項目をどういう視点でチェックすべきか、について書かれています。
会計学はとっつきにくいものですが、投資する、しないに関わらず、ビジネスマンは、基礎知識程度は押えておかねばなりません。。この本は投資の視点から書かれていますが、ともすれば無味乾燥で面白くない決算書を問題意識を持って読むことができるようになり -
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Posted by ブクログ
株価が下げているときがチャンスだというのは分かったけど、2点課題があるように思う。
1 コロナ禍の今は本著のように過去の業績だけで永続的に利益を産むを会社を見定めることができるのか。またコロナ禍の今は下がっているだけと理解すればいよいのか、大きな流れを見定める力が必要。
2 バフェット流は元手が大きくないと大きな利益を産むことができない。確実に今ある資金を増やすという点では有力。新規上場企業で永続的利益を産む企業を見つけることができるのか。新規上場企業はそもそも分析可能な財務諸表が少ないから手を出してはいけないということなんだろうけど。上場10年とかの企業を狙って投資してみるといいのか