今回、一番心に残った言葉があります。
「本当に怖いのは、人生100年時代と言われる今、その100年を、なぜ生まれたかもわからないまま死んでしまうことです。あなただけの人生の真実を知らないまま、思考停止で日々を過ごして死んでいく。これこそが、本当に恐ろしいことなのです。」
この言葉を読んだとき、今年の私のテーマである**「自分を知る」**と重なりました。
私は普段、「あとでいいや」「今じゃなくてもいいや」と、自分のことを後回しにしてしまうことがあります。でも、それは単なる先延ばしではなく、もしかすると思考停止なのかもしれない、と気づかされました。
「なぜ生まれてきたのか」という問いを、これまで真剣に考えたことはありませんでした。ただ毎日を過ごし、周りに合わせ、流されるように生きてきた気がします。
気づけば半世紀以上生きてきました。このまま何となく毎日を過ごして人生を終えるのだとしたら、本当にそれでいいのだろうか。
この本は、「立ち止まって、自分自身に問いかけること」の大切さを教えてくれました。
私たちは忙しさの中で、「なぜ?」「どうして?」という問いを口にすることさえ忘れがちです。周りがそうしているから、自分もそれでいいと思ってしまう。でも、その積み重ねこそが、本当に恐ろしいことなのではないかと感じました。
本書には、このほかにも心に刺さる言葉がたくさんありました。読書ノートに書き留めたい言葉ばかりでしたが、追いつかないほどです。
読書仲間が「7回読んでようやく意味がわかる本」と言っていた理由も、読み終えた今ならよくわかります。一度読んだだけでは、自分のものにはならない。何度も読み返し、そのたびに新しい気づきを得ながら、自分の人生に落とし込んでいく本なのだと思います。
今回の読書で私が一番受け取ったメッセージは、**「自分の人生を思考停止で生きないこと」**でした。
この一節は、これからも何度も読み返しながら、自分自身に問い続けていきたい言葉です。