大関真之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ魔法の鏡を作るという、ユニークなテーマを用いることで、初心者でも機械学習が何なのか理解できるようになる本。
最初は「最適化についてわかるようになる本」と勧められ読みました。純文系の私にとって、機械学習という言葉自体敬遠されるべきものとなっていましたが、結構身近なものなのだとわかりました。
機械学習も人間と一緒で、様々なデータを吸収し、関連性つまり関数を見つけることで、認識そして出力までできるようになる。その関数をマニュアル化したものがアルゴリズムと呼ばれるもの。その関数がデータを最適化した存在なのでは。
もちろん機械学習を自分が実施することはないが、自分の学習に機械学習を応用させたいし、 -
Posted by ブクログ
「邪気眼」と並んで声に出して読みたい日本語の代表格である「シュレーディンガーの猫」。恐らく多くのビジネスパーソンも「ああ、その案件はまさにシュレーディンガーの猫状態だね。そういうことでよろしく!」という会話を耳にしたことがあると思うが、本書は量子力学を援用することで、従来のコンピュータよりも遥かに高い演算能力を持つ量子コンピュータの概略書である。
正直なところ、この1冊で「量子コンピュータが理解できた、ヘイヘイ」とでも言おうものなら、世界中の学者によって私が箱の中に閉じ込められ、青酸カリのガスの中でシュレーディンガーの猫状態になりそうな気もするので、そんな大げさなことは言えないのだが、とにか