はまのゆかのレビュー一覧

  • おじいちゃんの大切な一日

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    小学生向け「働く」本を探して。これは良書!
    絵本サイズですが、内容は普通の小説短編くらいの字のサイズと分量です。小学校の中・高学年から読めるかな。
    挿絵も大きくて工場の機械類に温かみを感じる優しさがあります。

    新しいゲーム機を買ってもらうために「ゲーム機が壊れた」と嘘をついたエリカは、両親に言われておじいちゃんが働く工場に行くことになった。
    おじいちゃんの働いている工場では機械を作るための機械の「工作機械」を作っているんだって。
    エリカは「工場」といったら煙がもくもく…のようなものだと思っていた。でも工場長さんに案内された工場は思っていたものとは違っていた。周囲の環境や、働く人たちの快適を考

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    2025年10月26日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    ネタバレ

    定年をむかえるおじいちゃんの最後の勤務日に一緒に工場にいき、おじいちゃんの仕事ぶりをみます。
    おじいちゃんのプロの仕事をみて孫が深く感動する様子に心うたれました。

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    2015年11月22日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    機械を作る機械「マザーマシン」の職人のおじいちゃんのお話。

    この絵本は、東日本大震災後出版されることになった。

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    2011年10月20日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    働く祖父の姿、親父の姿を見るチャンスって少なくなったなぁと感じる。世の中が変わり、機械化、オートメーション化されて、匠の大きな背中に命を感じ,魂を感じ、尊敬を抱く時が…。
     物の大切さ、物作りの大変さとやりがいと誇り、それはまた「明日」に受け継がれるべきものであり、未来への「希望」であるのだと、おじいちゃんの大切な一日を通して語ってくれる。

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    2011年07月01日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    奇跡の重松さんとはまのゆかさんのコラボ作品!

    はかのゆかさんの絵によって
    いつも文字だけ読んでいる重松さんの文章に
    温もりをかんじるような

    そんな気がした。

    すばらしい!!

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    2011年06月05日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    おじいちゃんが定年退職の日に、エリカちゃんはおじいちゃんの仕事場に連れて行ってもらい仕事をしている姿を見る。おじいちゃんのいつもの優しい姿とは違う真剣でおっかないほどの迫力ある姿を見て、そして心に想うこととは。巻末の刊行にあたってを見てびっくり。本来はある工作機械メーカーの社員さんとその家族さん向けの配布用に作った本であったこと、刊行した理由は3.11の後に何かできないかと考え、この本を刊行することで印税を全て将来にわたって全額あしなが育英会に募金することにしたということでした。この本の絵を描かれたはまのゆかさんの印税も含めてと言うことなので、お二人と私的にこの本を作成された工作機械メーカーさ

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    2024年07月05日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    工業、ものづくりの現場がわかる本として秀逸。
    重松清の確かな文章に支えられて、ものづくりって良いな!と思わせてくれる。

    自分も子供の頃、何でも工場でロボットが簡単に作れると思ってたクチなので、大人になって建設現場や工場で人が行う作業の多さにとても驚いた。
    工場作業員、現場作業員、と言うと下に見る人たちがいるが、そんなことないんだぞ。めちゃめちゃすごいんだぞ、誰にでも出来ることじゃないんだぞ、君たちが仕事で使うスマホやパソコンや快適なオフィスだって、全部この人たちがいないとできないんだぞ。
    もちろん現場作業に伴う危険や労働人口の減少もあり、自動化や無人化が進むことは必然なのだけど、その前段階と

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    2023年10月11日
  • かぐやのかご

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    ネタバレ

    偶然出会ったおばあさんと話していく中で清香の心がほぐれていきます。
    このようなおばあさんの存在は素晴らしいなって思いました。

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    2015年09月03日
  • かぐやのかご

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    子どもの頃の、嫌な奴に会って体が硬直する感じ。とてもリアルで、私まで硬直してしまった。
    いいおばあちゃんだなぁ。
    強いて言うなら、他人の罪を背負うと美しくなる…というのが、腑に落ちなかった。なんで、と思ってしまう。

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    2015年08月15日
  • かぐやのかご

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    転校生のさやかと竹かご編みのばあちゃんとの出会い。光る竹の話とかぐや姫。ばあちゃんの話とへっぷりに心温まる。

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    2015年07月01日
  • かぐやのかご

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    想像することができるって素晴らしいことですね。

    それで、おばあちゃんの名前は何とおっしゃるのだろう。

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    2015年02月02日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    おじいちゃんの大切な一日
    新しいゲーム機が欲しくて、「いまのゲーム機が壊れた」と、嘘をついたエリカちゃん。お父さんに叱られたあげく、「明日、おじいちゃんとおばあちゃんのところに泊まりに行ってきなさい」と命じられる。どっちみち、あさってはみんなで泊まりに行くはずだったのに、私だけ先になぜ?・・・。着いた翌日、おじいちゃんの働く工場を見せてもらうことになったエリカちゃん。でも、その日は、「おじいちゃんの大切な一日」でした・・・。モノ作りを通して伝わる思い。親と子、人と人の繋がりを感じさせる優しい物語です。

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    2013年09月02日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    もともと出版予定のなかった一冊。東日本大震災のあとに出版されたものです。「物づくり」の未来,希望が見える一冊です。子どもに是非読ませたい。

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    2012年10月23日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    選書して「この作品、よかった」って言ってもらえると凄く嬉しい。
    今日はこの本で2人、泣かせました(笑)。
    うちの機械科全員に読ませたい。
    まずは先生からかな。

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    2011年09月30日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    ネタバレ

    【おじいちゃんの大切な一日】 重松清さん

    新しいゲームが欲しくて、「今もっているゲームが
    壊れちゃった」と嘘をついたエリカちゃん。

    だけど、そんな嘘お母さんにはすぐにばれる。

    こってりと叱られた。

    普段は怒るコトのないお父さんにも叱られた。
    お父さんは寂しそうに叱った。

    お父さんがわたしを叱った理由は嘘をついたこと
    だけじゃないんだ。

    翌日、お父さんに言われて、わたしはおじいちゃん
    の家に泊まりに行った。

    おじいちゃんは工場のキサゲ職人だった。

    今日で六十歳になるおじいちゃん。
    定年を迎えるおじいちゃんの最後の一日、わたしは
    おじいちゃんに連れられて一緒に工場に行ったんだ。

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    2012年09月18日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    元々はマザー・マシンを作る会社(牧野フライス製作所らしい)内で配布するために作られた、物作りの大切さを教えるための絵本だったのですが、この度の震災で被害に遭った子供達の力に少しでもなればと、重松が提案して一般販売される事になった1冊。作者達の印税は全て日本育英会に寄付されるそうです。「コンピュータ万能」と思い込んでいた自分の目の鱗を落としてくれた1冊にもなりました。

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    2011年07月11日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    特定企業からのリクエストで作られた家族向けの本だとか。子供向けの絵本のような体裁を取っているが、大人でも心ほっこりだ。

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    2020年08月21日
  • かぐやのかご

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    2015年課題図書を子供に読んでもらいましょう、ということで購入。おならの濡れ衣を着せられて大泣きしている清香と、籠を編むおばあさんとの出会い。昔はそういえばこんなおばあちゃんが近所にいたなと思う反面、今は声掛けしても怪しい人扱いされてしまう寂しい現実。おばあちゃんの「とがを負う」話は子供には難しい話かも知れないが、やってしまったことは素直に謝ること、出来ない子がいれば助け合い、「トガ負いさん」になってあげる。とはいえ、簡単ではないな。

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    2015年09月02日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    ネタバレ

    子どもに物を作るということを考えほしいと思った父親が、小学5年生の娘を祖父の働く工場を見学させるお話です

    一般に売り出す予定ではなかったこの作品は、印税が全て足なが育英基金に寄附さているそうです

    児童書にしては字が小さいかなぁ…

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    2015年03月01日
  • おじいちゃんの大切な一日

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    ある企業の社内向けに描かれたという本。見かけは絵本ですが、そのわりには読み応えもあり、定年を迎えるおじいちゃんの最後の工場で働くところを孫が見学に行くという設定で、心にじんわりと響くいいお話でした。内容は高学年向きなのに、絵本の形なので、紹介しづらい。ただ、塾に行っている子は、問題として良く取り上げられる重松清を読みたがるので、読むかもしれません。

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    2012年02月12日