石野純也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
モバイル通信業界はインフラ産業の色合いが濃く、技術・政治・文化が複雑に絡むダイナミックな世界。周辺分野も広く全体像の把握と予測も難しい。4Gで通信料収入は頭打ちし、通信事業者は金融や決済等、非通信事業を伸ばし始めた。iPhone登場により端末の仕様策定やその上のアプリ・サービス主導権が通信事業者からメーカーやプラットフォーマーに転換。LINEのようなメッセージアプリの登場で通信事業者はSMSビジネスを奪われた。3.7GHz帯は衛星通信の地上局と干渉しないよう、出力抑制やアンテナをダウンチルトさせていた。2024に干渉問題が解消されてすぐにKDDIは基地局をチューニングし、2ヶ月でエリア2.8倍に。通信事業者の海外進出は進出先の国の法規制や言語、ビジネス慣行に精通していないと難しい。海外の例を見てみると、かつて植民地支配した国にまず出す例もあるくらいには地政学的。ドコモのグアム・サイパン進出は国内サービス延長線上で、日本観光客受け入れのため、現地会社丸ごと買収してCDMA→GSM転換刷新させるためだった。サムスン電子が先駆的にリリースしたフォルダブルスマホ。ドコモの2024年度の通信料収入は3兆円超え。キャリア各社は人口減少を見据え1人あたり複数回線持ちを促進。