仕事文脈編集部のレビュー一覧

  • 若者の戦争と政治 20代50人に聞く実感、教育、アクション

    Posted by ブクログ

    そもそもこの50人にも選ばれなかった自分に戦争や政治について話せる力は大きくはないかもしれないけど。同世代の人たちの言葉を聞けて、自分も強くなりたいと思わせてくれる一冊でした。


    以下は自分が新しく知ることができた読書メモ。

    ・脱感作、反射的に撃つ条件付け、否認防衛機制
    ・南京大虐殺、慰安婦、日系人収容、自分の住む地域がどう戦争に関わっていたのか
    ・韓国、台湾の植民地、韓国併合
    ・神風特攻隊、ひめゆり学徒隊
    ・ハゲワシと少女
    ・731部隊、マニラ大虐殺、戦争加害の忘却
    ・カンボジアの地雷、アイヌへの迫害
    ・ゲルハルト・リヒターのビルケナウ、現代はもしかすると戦前かもしれない
    ・天皇陛下万歳とは
    ・エスペラント、言語による差別 植民地支配や自種族優越につながる
    ・被害者側だけの意見を取り入れていても戦争は防げない。日本がそもそも戦争に参加していった経緯や、アジア諸国での侵略の歴史に触れる学校教育は何処へ。

    ・背景に何があるのか知るのが難しく、またそれが見つからないことへの不安がある
    ・生活のあらゆる側面で、権力関係による問題や、その関係性に変化を与える行動は政治的である
    ・ひとり街宣、学習性無力感
    ・学校で学ばなかったを言い訳にしない
    ・今の若者を政治に興味がないように育てたのは、何より政治家たち自身 都合の良いようにしたい
    ・あの人(政治家)たちの動きを執拗にチェックし続ければ戦争は防げる

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    2026年01月06日
  • 若者の戦争と政治 20代50人に聞く実感、教育、アクション

    Posted by ブクログ

    一旦読み進めずに、自分なりにこの本の形式に沿って書いてみる。

    1,「バカのすること」祖母がいつもそう言っていたのを思い出す。正直どういう背景でそう言っていたのかは分からない。満州から引き揚げてきた…サハリンや北方領土から逃げてきた…断片的にそう聞くことはあるが、北海道本土は被害が甚大ではなかったせいか(はたまた自分が知らないだけか)先の大戦のことは少し遠い国の話に感じる。
    日頃人と人が競争する意味が分からないので、人と人が殺してまで争う意味などもっと分からない。「バカのすること」だと私も思う。

    2,小学校3年生の11月頃だったと思う。授業で「火垂るの墓」を観た。この経験が私にとって人生最大のショックの1つだった。まず初めて「死」という概念を知った。そして平和な日常が突然奪われる可能性があることを知った。鑑賞後の数ヶ月、毎日夕方になると、いつこの日常が終わるかもしれないという不安が襲った。ちょうどその時間帯、母親がドリカムの暗い短調の曲(曲名は知らない)をピアノ伴奏ver.で練習していた。なので今でもその曲を聴くと、反射的に、北海道の雪が降り積もるまでの寒くて暗い空の下で、身近な人と引き離されてひとりぼっちで生きていくかもしれないという、恐怖や不安が襲う。
    中学生の頃は社会科の授業でNHKの「映像の世紀」をひたすら鑑賞した記憶がある。それ以後学校で戦争について学んだことは、「史実」「歴史」でしかなく、感情的に何か刻み込まれているものはない。

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    2025年10月07日
  • 若者の戦争と政治 20代50人に聞く実感、教育、アクション

    Posted by ブクログ

    かつて田中角栄氏は、「戦争を知っているやつが世の中の中心である限り、日本は安全だ。戦争を知らないやつが出てきて日本の中核になったとき、怖いなあ」とこぼしていたという。

    「日本の平和教育は徹底しているから、さすがに同じ過ちは繰り返さないだろう」とたかを括っていたが、近年の政府や国際情勢を見ていると、氏の「予言」は的中しているようにしか思えない。誰の脅しか日本政府は戦争に協力的だし、終戦の年に生まれたタモリさんも、今の時代を「新しい戦前」と呼んでいる。
    そしてそれは本書の若者たちの証言で、更に立証された。

    戦争と政治。
    この2つの項目について、1994年から2004年生まれの20代に、アンケートをとったものだ。
    「イマドキの若者は政治や国際情勢に疎い」と聞くが、その「定説」は読後見事に覆された。「何とかしたいけど方法が分からない」「自分たちは無力では?と思うことがある」など戸惑う声は散見されたものの、無頓着な者は50名中誰もいなかったのだ。

    「今の日本で政治が市井の人々を守るとは到底思えず、そこにあるのは『対話』や『信頼』とは真逆のものだ」(P 99)
    「生活することの脆弱さを知ってなぜ私たちは生活の基盤を切り崩すような争いや政治ができるだろうか」(P 161)

    戦争も政治も、「疎い」どころか自分の言葉を以て、堂々と意見を述べる人が多かった。
    「戦争とは国や軍によって多くの人が犠牲にされながら、同時に個人が自らを大きな物語に同一化していくような過程だと思う」って、21歳ではなかなか出てこない文言だと思うぞ!?
    モニターを通してロシアのウクライナ進行やガザ爆撃で「戦争」を目にする中、なかなか自分ごとで捉えられないと打ち明ける子たち。「中高を卒業してから、日本は戦争加害国であることを徐々に知っていった」と、耳を疑うような話をする子も何人かいた。
    平和教育も危ういのか…でもみんな危機感を覚えているみたいで、この先少しは希望を持って良いのかも。

    もっと危なそうな政治教育。案の定、ほとんどが「置いてけぼり」を喰らったままに選挙権を与えられたようだ。
    しかし全体で見ると、みんな意外と自発的。選挙権を得る為に住民票を移したり、制服姿でデモに参加したり…。海外生活や現地の学生との交流を通じて、政治について積極的に発言することの大切さを痛感した子もいる。
    自分の一票は希望通りに働いてくれない。かといって声を上げ続けないと、簡単に「なかったもの」にされてしまう。
    我々だけでなく、若い世代もこの悩みに直面しなきゃいけないのが、何とも心苦しい。

    「私は自分の一票が社会を変えられるなんて思っていなくて、自分が社会に変えられないために一票を使おうと思っています」(P 107)

    戦争を知らない政治家おじさんたちに好き勝手されていては、じきに戦争になる…。
    若者たちの話を読んで気付いたのが、この危機を救うのは「想像力」と「危機感」だということ。今はSNS上のショート動画でも、じかに話を聞いたり肌身で触れていくことで、どちらも養っていける。
    年上もこうしちゃいられない。ひと肌ふた肌、脱いでいこう。

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    2025年07月13日
  • 女と仕事 仕事文脈セレクション

    Posted by ブクログ

    雨宮まみさんの「インターネットと有名税」、2013年に書かれたものだが、今でも有名税が絡む案件は無くなっていないと思う。

    近年自死された有名人の方々もここで書かれたようなプレッシャーがあったんだろう。(もしかしたら無関係化もしれないが。)

    何か不祥事を起こしたことで、関係者の人格否定に及ぶのはなくなってほしいと筆者は〆ていたし、そう願っている。


    それはそうと、上記含め筆者の方々は会社員でしかない私には新鮮な人生を送っている方々ばかりだった。ひとつひとつの分量が短く読みやすい。

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    2020年10月09日
  • 女と仕事 仕事文脈セレクション

    Posted by ブクログ

    女のひとだからどう、という話ではなく、ひととして、どんなことも起こりうるし、それに合わせて人生は変わり、思い切って好きに生きることもできる、という話が詰まっていてよかった。

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    2022年04月10日
  • 女と仕事 仕事文脈セレクション

    Posted by ブクログ

    どこかに勤めてる…というよりもほぼフリーランスで働く女性たちのお話。
    全ての著者に共感はできないが、「この人は今どうしてるのかな?」とか、その人の文をもっと読みたくなったり、生きるアドバイスになったり。
    それぞれ共通して思ったのは「皆さんパワフル!」

    物の考え方を広げるちょっとしたきっかけになった。
    なかなか興味深くて面白いです。

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    2019年08月17日
  • 女と仕事 仕事文脈セレクション

    Posted by ブクログ

    会社に行く=仕事をしている
    という時代は、そうか終わったのだなといまさらながら気づかされた私は、やっぱり昭和の人間だなと思いました。
    そんなことはひとつも書いていないんだけど、けっこうフリーランスの話が多くて、会社員の私はなんだかそのままでいいよと羨ましがられているような、このままじゃダメだと説得されているような、そんな複雑な気分でした。
    仕事文脈、結局読む前にこれを読んじゃいました。

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    2018年04月08日