佐藤芳之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ケニア・ナッツ・カンパニーの佐藤さんの自伝的な本。
なんというか、明確に自分のロールモデルになる人だと感じた。
やっていること自体も素晴らしいと思うし、自分のやりたいことでもある。
でも、その裏にある考え方にすごく共感できるってのが一番大きいのかもしれない。
従業員4000人のとてつもない会社をつくったのに、あっさりとケニア人に渡してケニアの発展を第一に考える。
優秀な人材は会社で抱え込んではいけない。
実体のある暮らしを大切にする。
だらだらと居座らず、やることをやったら次の場所に行く。
自分も本当にそう思うし、そういう考え方をもってビジネスをやりたい。
海外でビジネスをやりたい人はも -
Posted by ブクログ
これはとんでもない本を見つけてしまった。
梅田のブックファーストでたまたま見つけて、即購入。
絶対に面白いと思ったから。
そうしたら面白い本どころか、今後の自分の人生の中で何度も読み返すことになるような本だと思う。
著者はアフリカのケニアで「ケニア・ナッツ・カンパニー」を創業した日本人。
35歳で始めたこのナッツビジネス、実は従業員は4000人の大企業なのです。
そして今は70歳を超えても新しいビジネスにチャレンジしておられます。
この本は、その経験から学んできたことを紹介する自己啓発本的な内容になっています。
本の内容の云々ではなく、まさに自分がしたい生き方をされている方。
考え方もすご -
Posted by ブクログ
この本の帯にはこう書かれています。
「単身渡ったケニアで年商30億の会社を築き、70歳を超えてなお新事業に挑戦する規格外の人生」
これだけでも十分ですが、さらにこれが約50年前に始めた事と聞いたらどうだろうか。今ほど、世界の情勢もはっきりとわからない状況で、遠い異国の地で事業を起こすことがどれだけ大変なことか。
本書ではその佐藤さんの生い立ちから事業の成果、失敗、今取り組んでいる新事業の話などが綴られている。
アフリカで仕事を行う身としては、非常にためになる内容がたくさんあった。
■赤ペンチェック
・援助では人も国にも自立できない。必要なのは収入を得る道筋を得ることだ
・会社の目指す -
Posted by ブクログ
読んだあと、自分のこれからを考えたくなります。
ページ数もそんなに多くなく、文字も比較的大きめ。
モノ書きのこなれた&こじゃれた表現とは違って、
飾り気がなく、素直でやさしい表現で淡々と綴られている。
だからこそ、内容はかなり濃縮されてて、
行間にメッセージが詰まってる。
…かといっておカタイ感じも、上から目線でもなく、
割と(だいぶ??)ユルく^^ユーモアがある。
これだけのことをされているからには、
もちろん並々ならぬ努力をされているだろうし、
ものすごいご苦労もあっただろうけど、それを感じさせない。
5章が私は特にすき
Worry is a misuse of imaginatio -
Posted by ブクログ
ネタバレアフリカで、マカデミア・ナッツ・カンパニーなどを成功させた起業家のサクセス・ストーリー。まず、佐藤さんは現在77歳で、結構な歳である。アフリカに渡ったのは50年前なので、そのアグレッシブさと行動力には脱帽せざるを得ない。50年経った今でも、アフリカには危険のイメージが付きまとっているというのに・・・。
佐藤さんは両親も知的エリートで、裕福な家庭の出身だ。子供の頃から読んでいる本のレベルが高い。本人含め兄弟全員が大卒というのは、当時にしてはかなり裕福な部類だろう。アフリカで事業を行うにあたっても、大企業の社長や副社長などの人脈が登場する。その辺り、少し一般庶民とは感覚が異なるところだ。
ただ