「居酒屋の隅でこっそり男子会」「我が家では父の領土は寝床だけ」「宝くじ買ってはみたが（た）ぬきなり」「わが年収ダルの時給を越えられず」「いやな上司退職したのに再雇用」「エコのためと何もしない我が上司」「頼み事、はやいな君は、できません」「決め事はまずはパートに聞いてから」「正社員各フロアーに1人だけ」・・・・・・・。解説はいらない。どれもこれもがストレートに胸に飛び込んでくる。笑いながらも激しく身につまされた。同時に俺だけでない、という安心感もじんわり立ち昇ってくる。何とも複雑複合的、不思議な感興があった。
