エメイ・カーターのレビュー一覧

  • 薔薇と屑

    Posted by ブクログ

    信じられるのは誰か。

    他人に成り代わり、階級も全く違う人たちと暮らすことになり、しかも真っ向から対立する思惑が交差する中、
    真実を見極めるのは難しい。
    自分自身と、離れたところにいる恋人の身を守るためだから、不本意な選択もくださなければならない。

    しかし、そうやってある意味流されて下した選択は、結局窮地に陥る結果となる。

    社会を変えるため、身を守るため、人を殺す作戦に乗ったのに、
    いざという段に、覚悟が足りず、人殺しをするような人間にはにはなりたくない、と思って作戦失敗したり、
    もっといい作戦があるはずだと言って時間をかけてしまったり。。

    結局、窮地に陥って、これが最後のチャンスだと認

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    2016年10月19日